校外学習を実施しました(6年生)

4月27日、奈良県飛鳥地区にて6年生の外学習を実施しました。

飛鳥は古代のロマンがあふれる地。

当時は大きな屋敷があり、権力者たちがこの地で威勢をふるったことが想像できます。

まずは、橿原考古学研究所附属博物館を見学しました。

古代の研究といえばここです。奈良県で発掘された埋蔵物の一部をわかりやすく展示しています。

縄文土器、弥生土器、須恵器、土師器、施釉陶器と土器が変遷していく流れがわかったり、古墳の石室の様子や埴輪もたくさん展示されたりしていますが、見ものはメスリ山古墳の巨大円筒埴輪です。

子どもたちはiPadを使って、資料集めに没頭していました。

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橿原考古学研究所附属博物館を出て、次は飛鳥寺です。ここは日本最古のお寺と言われます。

お寺の方による講話によると、飛鳥大仏は少しお顔が斜めを向いており、橘寺を見ているそうです。

大仏の横には聖徳太子像。講和後、お寺の横にある蘇我入鹿の首塚を見て、石舞台古墳に向かいました。

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石舞台古墳前の広場で昼食をとり、実際に石室に入りました。

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その後、フィールドワークにも出かけました。

道中は、川原寺跡を横目に橘寺、亀石、鬼の雪隠、鬼のまな板などを見学しながら高松塚古墳まで遊歩道を歩きました。

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社会科の校外学習として飛鳥に行きましたが、単に知識を増やすだけでなく、飛鳥の地に立ち、当時の様子を思い浮かべ、人々の生活の様子を思い起こすことで、ここに行く意味が深まります。

最近、飛鳥の不思議な巨石は、庭園の一部であったと言われますが、土器ひとつ眺めているだけでも生活が想像されます。そのような古代人の暮らしぶりやロマンにふれたひとときだったと思います。