2020.07.29ニュース
「迅速な対応:仮想交換・COIL型教育を日米大学変革のラボ」トレーニング進捗状況
IIGEはAmerican Council on Education (ACE)の「迅速な対応:仮想交換・COIL型教育を日米大学変革のラボ」に参加しています。
日米間で実施されるこの3週間のトレーニングは、フィジカルモビリティが停止している世界的なパンデミックの時代に、高等教育機関の交流環境を整えることを目的としています。バーチャル・エクスチェンジ・コミュニティにとって非常に重要なことは、フィジカル要素の強い教育プログラムや学術交流プログラムを質の高いインパクトのあるVE/COILプログラムに適応させるスキルとリソースを持つ高等教育機関を育成する効果的な方法を戦略的に検討することです。
日本の高等教育機関に向けたVE/COILコミュニティであるIIGEは、今回精選された日米ペアリング機関がVE/COILプロジェクトを開始するための3週間のオンライン専門家育成コースを支援しています。このコースでは、オンラインコンテンツに加えて、週1回のビデオ会議アプリを利用したチェックインを実施し、チームのメンタリングを行います。
参加者は28機関(日本の大学14校、米国の大学14校)で構成され、IIGEとClass2Class(https://class2class.com/)が開発したCOILのLMSプラットフォームであるImmerseUを利用して、3週間のバイリンガル・トレーニングを受けています。
最初の週には、参加者は、パートナー機関と協力して、自分たちのCOILコースのデザインのタイプを決定し、コースの学生に割り当てられるようなアクティビティのシミュレーションを作成しました。この週の研修では、参加者は相手機関のコースを分析し、今後のCOILコースに取り入れられる可能性のあるアクティビティを考えることができました。
2週目の研修では、お互いのコース情報を共有したり、コラボレーションの可能性のあるプロジェクトについて話し合ったりして、情報交換とコラボレーションワークのステージの両方のタスクを作成してもらいました。これにより、COIL連携を成功させるために必要不可欠な更なる交流の機会を各機関に提供することができました。
この研修は8月の第1週まで続き、研修の最後にはIIGEとの最後のチェックインセッションが行われます。
日米COIL推進の詳細については、以下をご参照ください。
https://www.acenet.edu/Programs-Services/Pages/Communities/US-Japan-COIL-Initiative.aspx.