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COILについて

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COILとは

COILは、ニューヨーク州立大学(SUNY)COILセンターによって開発された、オンラインコミュニケーションを用いて2カ国以上の国の間で教育と学習の両方を実現する革新的な教育方法です。海外の大学と日本国内の大学の科目間で共同シラバスを開発するなどといったプロセスを通して日本と諸外国の大学教員やスタッフが互いに協力したり、両国の学生が共通の課題に取り組むためにチームを形成しプロジェクト型の学習を行うといった取り組みが行われます。
2004年にSUNYが開始して以来、COILを授業に取り入れる大学は世界中で増え続けています。
日本では、2014年に本学が全国に先駆けて導入しました。
より多くの日本人学生に国際教育と異文化体験を提供することは、関西大学が大変重要視する活動です。IIGEは、COILに関する情報発信やCOIL実践を通して、それを実現しようと試みています。

COIL(Collaborative Online International Learning)導入のメリット

COILは、オンライン教育手法の進化を国際的な大学間交流に応用した国際的・双方向的な新しい教育実践の方法で、ICTツールを活用し、海外の学生と様々な分野のプロジェクト型学習をバーチャルに連携しながら実施することで、国内に居ながら海外大学の学生と協働を可能にします。

また、COILを導入することによる学部/分野を問わず下記のような効果や可能性が期待できます。

  1. 01.科目の国際化

    • 国際的知識と経験の構築
    • 異文化交流・理解の機会の提供
    • 自己・他者理解への意識の向上
  2. 02.国際通用性の 高い教育の提供

    学生の言語能力、リーダーシップ、コミュニケーションスキル、 運営能力等の養成

  3. 03.次世代を担う人材の育成

    21世紀社会に欠かせない、創造性、批判的思考、メディアリテラシーといった能力を涵養

  4. 04.研究内容の向上

    新たな教育・研究連携の構築