MENU

ニュース

 >  ニュース  >  国際バーチャル交換会議: オンラインでの国際学習の発展にむけて

2019.10.28ニュース

国際バーチャル交換会議: オンラインでの国際学習の発展にむけて

IIGEの池田教授とダン准教授、エルヴィタ助教授の3名は、10月25日から26日にかけてワシントン大学タコマ校で開かれた国際バーチャル交換会議に参加しました。また、2日間にわたっていくつかのパネルで共同発表しました。

 

「2019年のIVECはバーチャル交換で最も規模が大きく傑出したイベントで、専門家や技術や国際教育、新たな教育に関心のある世界中の機関の政策担当者観客にフォーラムを提供しています。」今年の会議はIIGEに一部協力を得て、IIGEのCOILイニシアティブに合う「国際オンライン学習の領域の進行」というテーマで行いました。

 

10月25日(金)〔13:15~14:15〕

世界のバーチャル交換ネットワークの傾向と教訓

ムハンマド アブデル-ケイダー; クリス・プルート; スティーブン ルー; 池田 佳子; ミルジャム・ ハウク

 

バーチャル交換が広がると同時に、数々のネットワークと地理的な活動の結び目が生じています。このセッションは国際的なバーチャル交換における重要な傾向や、この分野を発展させるうえでの教訓を議論するために様々なバーチャル交換の指導者たちを集めました。パネリストは政府の役割と慈善支援や継続的な資金モデルの開発について議論しました。議論はこの分野の発展や機会における脅威、教員たちがバーチャル交換を利用して学生の絶えず進化するニーズに適応するさまざまな方法についても触れました。議論では様々なネットワークの類似点と7つの違いも含まれ、それらのネットワークがいかにして形成されたのかということの概要と、各機関が参加できる機会についても話されました。最後に、主要のバーチャル交換の実践に続けて力を入れていく方法を検討しました。

 

 

10月26日、土曜日(9:00 am - 10:00 am)

COIL コースを設計する:学生の学習と理解を最適化するための情報格差の橋渡しの試み

エルヴィタ ウィアシー;池田 佳子;ドン バイサウス;ミシェル エステス;マシュー ハイタワー

 

このアクションラボでは、情報格差によって促進された既存の問題、特に二つの授業を仮想的につなげる時に不平等なテクノロジーやデジタルリソースへのアクセスに関する問題に対して討論し、聴衆の方々にも参加してもらいました。このディスカッションの後、関西大学とclass2classが共同開発したCOIL用の統合ウェブインターフェイスーーImmerseU のプレゼンテーションがIIGEによって行われました。ImmerseUはCOILコースに特化してできるだけ簡単に計画、実行または管理できるように設計されました。

 

ImmerseUについてより詳しく知りたい方は http://www.kansai-u.ac.jp/Kokusai/IIGE/immerseU/へ。

 

 

 

 


(10:15 am - 11:15 am)

BEVI COIL リサーチプロジェクト:学生達の変革的学習を心理的インベントリーツールを通して理解する。

池田 佳子;クレイグ シェリー;リー ステンベーガー;西谷 元;ドン バイサウス

 

このパネルは(1)個人調査票ツールとなるBEVI(Beliefs, Events, and Values Inventory)の詳細とバーチャル交換によって生じる学生の変化過程を理解するためのこのツールの活用方法の紹介(2)日本政府の支援(大学間交流プロジェクト2018-2022)により新しく発進した、COILの学習効果(異文化理解など)を調査するCOIL-BEVI調査プロジェクトの詳細を参加者に伝える、ことを目的として行いました。

 

COIL-BEVIプロジェクトについての詳細はコチラhttp://www.kansai-u.ac.jp/Kokusai/IIGE/resources/BEVI-COIL.php