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2023.07.28ニュース

SIIEJ 2023: 次世代型実践としての「ブレンデッド・モビリティ」ー オンライン国際教育実践とモビリティの有機的配合を考える

7月21日金曜日、IIGE池田佳子副機関長とサジャッド・プールオミッド特別任用准教授はSIIEJ2023にて「次世代型実践としての「ブレンデッド・モビリティ」ー オンライン国際教育実践とモビリティの有機的配合を考える」と題し、ブレンデッドモビリティに焦点を当てた発表を行いました。ブレンデッドモビリティとは、デジタル技術やICT(COIL/VEなど)を活用したグローバルな学習手法と、留学や海外研修といった従来のモビリティプログラムを効果的に組み合わせた革新的な国際教育アプローチのことで、いわゆる「国際教育2.0モデル」を生み出しています。

 

本セッションでは、COIL/バーチャル交流やバーチャルモビリティ、JV-Campusを含む、オンライン国際教育のためのデジタル的に強化されたさまざまなモダリティが検討されました。ディスカッションでは、ブレンデッドラーニングの概念と、オンラインと現場での学習の統合を活用する際の役割についても議論が深められました。

 

本セッションは、一方的ではなくアイスブレイクや自由討論を含む、ミニワークショップを通じて参加者との双方型講義を実現しました。また、意見交換やより豊かな観点を提供する場として、短時間に及ぶQ&Aセッションが設けられました。
 

 

プレゼンテーション

ブレンデッドモビリティでのセッション以外にも、本学のIIGE池田佳子副機関長は、SIIEJ2023の期間中、様々な議論に貢献しました。7月20日、池田佳子副機関長は東北大学、大阪大学、信州大学などの発表者とともに、「ポストコロナ禍における大学間国際プログラムの再構築と未来への展望」と題されたセッションに登壇しました。本セッションでは、池田副機関長より、関西大学IIGEがコロナ禍でのオンライン国際教育プログラムを主導した貴重な経験について、紹介しました。

 

加えて、7月21日の特別セッションⅡでは、筑波大学・大庭良介助教授とともに、デジタルバッジとマイクロ資格情報の進展についての洞察を提供する、「JV-Campus のデジタルバッジとマイクロクレデンシャル規格に関する取り組みの進捗報告」と題された素晴らしいプレゼンテーションを行いました。