先月、関西大学千里山キャンパスにて第3回東呉・関西大学共同国際プログラムが開催されました。この新しい短期留学プログラムは、本学でのオンラインおよび対面授業の受講や日本の有名企業への訪問を通して、学生はさまざまな業界についての見識を深め、組織運営や革新的な取り組みを直接目にする貴重な機会となりました。

 

本夏季プログラムは6月3日、12名の学生からなる第1期生によって開始されました。2週間にわたり、学生たちはIIGEのエコ・ヘルプラセチイオ助教授、池田佳子IIGE副機関長、本学学生による対面セッションに参加したほか、東呉大学の教授陣による幅広い分野のオンライン講座も受講しました。

 

プラセチイオ助教授による講義は、日本でのビジネスについて、特に日本の主要企業のケーススタディに焦点を当てたものでした。講義の後、学生たちは3日間のフィールドトリップに参加し、紹介された企業のいくつかを訪問しました。今年の企業訪問には、アサヒビール吹田工場、パナソニック、朝日新聞社、京都鉄道博物館、月桂冠大倉記念館、大和ハウス総合技術研究所が含まれており、奈良の東大寺、大阪の七夕祭り、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなど、文化訪問もありました。

 

また、異文化交流のための本学学生による様々なプログラムも行われました。最初の週は、本学学生スタッフによるキャンパスツアーや、IIGEの学生スタッフ花房優奈さんとMI-ROOM学生スタッフのファン・ワン・チンさんによる日本語の基礎表現や大阪での生活についてのセッションが行われました。

 

さらに、8名の熱心な学生ボランティアによる大阪市内ツアーでは、参加者がグループに分かれて活気あふれる梅田エリアを散策し、グルメ、ショッピング、エンターテイメントを満喫しました。

 

また、残りのプログラムでは、学生たちは本学独自のグローバル・コミュニケーション・スペースであるMI-ROOMを利用し、言語交換や文化交流を行ったり、学生自身が企画する様々なセッションに参加することができました。
 

 

2023年度冬季プログラム

2023年冬にも、東呉大学と関西大学の共同国際プログラムが予定されています。
本プログラムに関する詳細は、以下のWebサイトでご確認いただけます： https://abroad.ext.scu.edu.tw/program