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2022.09.16ニュース

J-MCPサマープログラムが終了

2022年J-MCPサマープログラムは今週無事に終了し、すべての学生がグループプロジェクトを発表しました。このプログラムは、8月15日から9月16日までの間「21st Century Skills」、「Diversity & Inclusion」、「SDGs & Business」の3つの異なる講義が行われ、15の国と地域から177人の学生が参加しました。
 

21st Century Skills

 

お盆休みに開始されたにもかかわらず、多くの学生が継続的に出席し、積極的に講義に参加しました。

 

日本はもちろん、フィリピン、マレーシア、ロシア、台湾、タイ、トルコ、アメリカ、ベトナムから50名以上の学生がプログラムに参加しました。

 

プログラムを通して、学生たちはデジタルリテラシー、チームワーク、批判的思考、プレゼンテーション能力、国際的思考、偏見のない思考などについて学びました。

 

JMCPプログラムの利点は、異なる国の学生と協力して最終プロジェクトに取り組むことができることです。今年は、SDGsに関連した「もしも…?」の状況を考え、解決策を出すという課題が与えられました。この「もしも…?」の課題を基に、学生たちはは動画、デジタルポスターやプレゼンテーションを作成し、自分たちで考えた「もしも…?」の状況が、地球にどのような影響を与えるか、そしてなぜそうなるのかをまとめました。

 

「もしも、すべての国に共通の通貨があったら」や「もしも、すべての人が平等な教育の機会を与えられたら」など、さまざまな「もしも…?」が発表された。学生たちは、自分たちの「もしも…?」の状況や創造的な解決策を考えることを通して批判的に思考するという21世紀型スキルを獲得しました。
 

 

Diversity & Inclusion

 

プロジェクト名の通り、日本、フィリピン、ロシア、台湾、マレーシア、デンマーク、中国から40名の多様な学生がプログラムに参加しました。

 

「職場における多様性」や「チームワークのための感情的知性(相手の感情を理解する能力」などのテーマが、オンデマンド、オンライン型講義、共同作業を通じて強調されました。

 

最終プレゼンテーションでは、学生たちは課題で出されたトピックの中から1つを選び、「Diversity & Inclusion」への理解を振り返りながら自分たちの意見をまとめました。プレゼンテーションの中で最も多かったテーマは男女平等であり、学生たちはそのテーマについて議論しました。フィリピン大手薬局「マーキュリードラッグ」やコンサルティング会社「アクセンチュア」などの興味深い事例を紹介し、どのように民間セクターが多様性を職場に実施しているかということを示しました。

 

また、異なる状況における様々な段階の多様性に対して注意を払うことの重要性や、「Diversity&Inclusion」と関連する可能性のある問題をどうすれば説明できるかについても議論されました。
 

 

 

SDGs & Business

 

日本、マレーシア、フィリピン、ロシア、チリ、中国、台湾、タイ、トルコから55名の学生が参加しました。5週間にわたるプロジェクトでは、学生たちは日本、タイ、シンガポールの講師らと会話形式の講義や討論に参加しました。

 

学生たちは、ネット上取引が主流の経済における労働、企業の社会的責任と説明責任、持続可能な市場活動と販売促進のためのブランディングなど、さまざまなビジネスと持続可能性に関するテーマに触れました。学生たちはまた、民間企業で働くゲスト講師からの話を聞く機会において持続可能性への貢献に向けた実用的な解決策について学びました。

 

最終プレゼンテーションでは、学生たちは9つのグループに分かれ、企業の社会的責任と活動に焦点を当てたビジネス的提案を行いました。持続可能なイベント企画や非フッ素水など、興味深いアイデアが提案されました。すべてのプレゼンテーションは、独自のアイデアや目を引く映像、リサーチなどに工夫がこらされていました。

 

 

次回のJ-MCPプログラムは、2023年春学期に開催されます。プログラムの発表は、以下のサイトで行われます → J-MCP Programs