2020.11.30ニュース
QS Apple 2020: IIGE プレゼンテーション
11月26日(水)に100%オンラインで開催されたQSApple2020にて、IIGE副機構長の池田佳子教授が発表を行いました。山本敏幸教授(関西大学)との共同発表では、「Generating a Smart Campus Design with Cloud Based Pedagogical Scheme: Some Illustrations and Proposals」と題して、学生の移動手段が限られているパンデミックの時代に、既存のコースにCOIL(Collaborative Online International Learning)/Virtual Exchangeを組み込むことで、いかに異文化への認識と理解を深めることができるのかを探りました。
また、関西大学特任助教のSajjad Pouromid氏もセッションで発表し、Alex Chisholm氏(QS Quacquarelli Symonds)、Sintho Ardie氏(IPB大学)と共同で分科会パネル「The Ecological Responsibility of International Education in the Wake of a Global Pandemic」を開催しました。本セッションでは、生態系における自分の役割を認識し、環境問題に取り組むためのスキルと知識を備えた将来の市民を育成する上での国際教育の生態学的責任を中心に話が展開されました。コロナ禍で物理的な移動ができない現在、学生や教員ではなく、教育や知識がテクノロジーの手でバーチャルに移動できるようになることで、国際教育の新しいアジェンダとして「知識の移動」が提案されました。また、関西大学のCOILプロジェクトの例も紹介され、距離の離れた場所にいる学生同士がバーチャルな交流によって協働し、環境問題に取り組むために必要なコア・コンピテンシーの育成が可能であることを示しました。
QSApple2019についての詳細はコチラ→ visit https://qsapple.org/