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COILについて

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2023.05.22COILについてCOIL Course Example

関西大学・インディアナ大学・ケリー経営学部が対面授業でCOILプロジェクトを終幕

5月16日(火)、5週間におよぶ本学とインディアナ大学・ケリー経営学部によるCOILプロジェクトは、本学千里山キャンパスでの対面授業をもって幕を閉じました。本プロジェクトでは、両大学合わせて55名の学生がオンラインにて、金融、エンターテインメント、自動車、小売、食品、サービスなど様々な業界の日米企業による持続可能性の確認と比較を行いました。

 

本プロジェクトの終盤では、インディアナ大学・ケリー経営学部(KSB)から教授1名と18名の学生が2週間の日本留学プログラムの一環で本学に来訪し、本学学生と対面で発表を行いました。

 

本プロジェクトのプログラムは、次のようなステージで構成されました。

 

第1週:自己紹介とアイスブレーカー
全参加者が自己紹介とそれぞれの大学での持続可能性への取り組みについて説明し、FLIPで動画を投稿しました。

 

第2週:グループ課題
グループ毎に指定された業界での日米企業によるSDGsの3つの側面(人々、地球、繁栄)を筆頭する企業について確認しました。

 

第3・4週:分析
それぞれのチームで選んだ企業のSDGsへの取り組みについて分析と批評を行いました。プレゼンテーション準備に加えて、プレゼンテーション用ポスターの作成にも取り組みました。

 

第5週:学内でのポスタープレゼンテーション


プレゼンテーションでは、9つのチームが日米の産業会メンバーによって導入されたSDGsへの取り組みについて調査結果を共有しました。プレゼンテーション終了後は、学生同士の交流も行われ、COILでの経験を振り返りました。

 

ケリー経済学部からはリン・ツェン教授が協働することの重要性を強調され、学生が持続可能な開発目標(SDGS)のコンセプト理解と現実世界でSDGsがどのように適用されているのかを本質的に理解する上で、教授ご自身の中心的な役割について振り返られました。また、SDGsビジネスは従来の学習カリキュラムには見過ごされがちであり、このような協働型学習は大いに有意義であると述べられました。2週間に及ぶ日本でのフィールドワークは、KSBの学生にとって、日本産業の特徴を探るだでなく、国を超えた仲間との異文化交流を育む、素晴らしい機会となりました。