柄谷 利恵子 ゼミ
現代国際社会の様々な問題を取り上げ、調査・議論をおこなう
ゼミの特色及び研究内容
国家間関係を主眼においた「国際関係論」ではなく、「伝統的な国際関係論」では周辺に置かれていた、移民や難民、女性や子ども、民族的・宗教的マイノリティや経済的弱者の目から「国際関係論」を問い直していくことがゼミの目的です。この目的のもと、ゼミ生は各自の設定した問題について自らの力で調査し、考察を深める能力を養っていきます。
毎年、関西・東海地方の大学で国際関係論を専攻するゼミが集まり、「関西国際関係合同ゼミ大会」を共同で開催しています。本ゼミでは、この大会に向けてゼミ内のコンペティションを行い、選ばれたチームが代表して報告をします。「ファスト・ファッションとフェア・トレード」や「児童婚とジェンダー差別」などの様々なテーマが選ばれています。
担当教員からのメッセージ
「私たちの日常生活はすべて、国際政治につながっている」をモットーに、ゼミ生がそれぞれ自主的にテーマを選び、客観的で説得力のある議論ができるように学んでいます。