講座・講演会

第4回政策公務セミナー「政策創造学部卒業生による講演」を開催しました

 10月17日(金)昼休み、本学部卒業生で、大阪法務局に勤務されている岡村 咲也加氏による講演会を開催しました。45名の学生が参加しました。
 公務員を目指したきっかけや、現在担当している業務、これまで携わってきた業務、公務員試験対策について、ご説明いただきました。
 質疑応答では、「実務をされる中で、重点的に勉強をしておいたほうがよい科目はありますか」との質問に、「法律関係の科目の勉強が大切です。業務で『小六法』を引く機会があるので、『六法全集』の引き方に慣れておくほうがよいです」とアドバイスされました。
 また、公務員試験勉強のモチベーションのあげ方について、1日の勉強時間をタイマーで計測し、可視化することを意識していたとのことでした。
 大阪法務局の仕事は、色々な業務を経験でき、責任感を持って仕事をできるのが魅力だとお話されていました。
 学生にとって、現場で働く先輩の経験を直接聞ける大変貴重な時間になりました。

【参加学生の感想】
・法務局の仕事内容を深く知ることができ、将来の視野を広げることができて良かったです。また、職場の雰囲気など具体的に知ることもできてよかったです。
・公務員になるにあたっての勉強方法や実際にどのような職場で働いているのかを詳しく知ることができたとても良い機会になりました。
・政策創造学部では、他の学部よりも政策関係について勉強できるため、公務員の勉強がしやすいと改めて知ることができました。

<担当教員からのコメント>
 公務員を志望する学生の多くが、公務員としてイメージする職種は、都道府県や市町村の役所で仕事する職員でしょう。それは間違いではないのですが、実際には公務員に分類される職種はもっと多くなっています。その1つが、今回の講演会で登壇していただいた、法務局の職員です。
 講演会では、法務局が取り扱っている業務について簡潔に説明していただきました。私たちが有している重要な権利や財産の一部は、法務局によって管理されています。国籍や戸籍、不動産の登記、などが対象です。普段は意識する機会は少ないですが、私たちの生活を法的に支えています。
 講演会を聴講した学生のなかでも、法務局の仕事は聞き慣れない人が多かったと思います。その一方で、講演会をきっかけとして、キャリアの選択肢の一つとして考えたい、との感想が届いています。学生にとってキャリアプランを考える貴重な機会となりました。

 次回は、「吹田市職員による講演」を予定しております。是非ご参加ください。