石田成則ゼミが全国学生保険学ゼミナール討論大会(RIS)に参加し、MNP賞を受賞しました
全国学生保険学ゼミナール討論大会(RIS:全国の保険・リスクマネジメント関係のゼミナールを中心に研究発表を行う全国大会)において、本学部の石田成則ゼミがMNP賞(Most Notable Presentation)を受賞しました。
2023年12月2日(土)から3日(日)にかけて、福岡県・福岡大学で開催され、全国より12大学14ゼミナールから報告がありました。
本学部からは石田成則ゼミから3つの班(1班~3班)に分かれて出場し、そのなかで、3班の発表『脱炭素のための有機農業と保険』が、実務家の投票により決定されるMNP賞(Most Notable Presentation)を受賞。秀逸な共同研究成果と高いプレゼンテーション能力が認められました。
Webサイト(全国学生保険学ゼミナール):https://sites.google.com/site/riskseminar/
<各班の発表テーマと内容>
1班 発表テーマ「空き家取引の促進」(伊藤和暉 乾千紘 岩田幸大 奥平創志朗 佐藤史都 新藤正範 土井駿太郎 辻いぶき 根耒茉奈)
2班 発表テーマ「メタバース×サイバー〜web3.0時代における保険〜」(天野皓太 岩原珠月 大河真凜 加賀豪 川崎裕暉 坂元里帆 藤原隼汰 松原彩乃)
3班 発表テーマ「脱炭素のための有機農業と保険」(奥村優香 長屋温暉 錦織こころ 福島勇輝 祝部美香 森茜音 山本陽太 吉田桜子)
<引率教員からのコメント>
全国学生保険学ゼミナール(Risk and Insurance Seminar, RIS)は、全国の大学における保険論関係のゼミナールを中心に、年1 回集まって合同で研究発表会を行う大会である。2004年度から始まり、今回20回目になりました。担当教員の指導のもと、リスクと保険に関する様々なテーマについて研究するとともに、互いに切磋琢磨すべく大学の枠を超えた各種の活動を行っている。RIS の中核的活動は、全国大会(年1 回)および中間報告会、キックオフミーティング(年1 回程度、関東、関西、中国・九州それぞれのブロックで開催)である。報告テーマは幅広く、保険やリスクマネジメントに関するテーマを中心として金融、ファイナンス、社会保障の分野までカバーしている。今年度は、福岡大学において12大学14ゼミナールが参加し、グループ研究報告とゼミ同士の討論が行われた。
RIS活動の中で、同じテーマを勉強する他大学のゼミ生と切磋琢磨し、また他の大学の教員や実務家からグループ研究に対して貴重なアドバイスを得ることができる。とくに、報告をブラッシュアップするなかで、仮説検証型思考を身に付け、テーマを深く掘り下げることで、研究能力を高めることができる。これは社会人基礎力にも通じるものである。また、グループ研究であるために、同じグループ内のゼミ生との人間関係を構築し、議論を戦わせることで、自身の能力や役回りを知ることができる。こうした経験をストーリーとしてまとめることで、学生時代に力を入れたことを明確にすることができ、就職活動にも活かすことができる。
とくに今年度の全国大会は全面対面で実施されたことから、研究会と懇親会を含めて他ゼミ生や実務家と有益な交流ができた。どの班もゼミ活動を通じて得た研究成果を遺憾なく発揮して、立派に報告を成し遂げた。また、他ゼミの報告内容や報告態度、実務家を含む参加者との質疑応答によって、多くの気づきと学びを得ることができ、ゼミ生にとって大変有意義な大会であった。
なお、発表の内容詳細については添付ファイルよりご覧ください。