講座・講演会

第2回政策公務セミナー「大阪地方裁判所業務セミナー」を開催しました

 6月1日(木)の昼休みに第2回政策公務セミナー「大阪地方裁判所業務セミナー」を開催しました。

 大阪地方裁判所職員の方から、裁判所の組織や職種、書記官の業務内容等について、ご説明いただきました。

 講演の後半には、採用1年目の裁判所職員の方から、実際に働いてみて感じたことや公務員試験の体験談、裁判所職員を目指したきっかけ等をご説明いただきました。

 
【セミナー参加学生からの感想】
・裁判の傍聴へ行ったことをきっかけに、今回のセミナーの受講をしてみたいと思いました。裁判所書記官の仕事の内容や、やりがいなど実際に働かれている職員の方のお話を聞いて、『裁判所で働く』、ということについての興味がより一層深まりました。ありがとうございました。

・裁判官は堅苦しいイメージがありましたが、お話し頂いた皆さんがとても和気あいあいとした感じで、イメージが変わりました。あまり裁判所については知らなかったので講演会に参加できてよかったです。

・以前まで曖昧だった書記官の全体像が知れて今後の進路にも役に立ちそうです。職員さんの話からでしか聞けない貴重な話も聞けて、より裁判所で働きたいという気持ちが強くなりました。

【担当教員からのコメント】

 本日は、大阪地方裁判所の皆様にお越し頂きました。政策公務セミナーでは、裁判を円滑に進行するための「コート・マネジメント」、そして紛争を公正かつ適切に処理する「公証」の業務を中心に裁判所を支える職員の仕事についてお話を伺いました。

 裁判所職員は、法律のエキスパートとしてキャリアを形成することができる職業です。組織全体が目指すところが明確で、働く一人ひとりが目標を共有しやすい職場環境であるという印象を受けました。

 社会の正義を実現し、人々の生活の平穏と安全を守る司法の場に携わることは、とてもやりがいのある仕事です。デジタル化とグローバル化が進む社会の変化に合わせて、これから裁判所の仕事も変わっていきます。人々のために、社会のためになる働き方を目指している学生のみなさん、一度裁判所に足を運んでみてください。

 政策創造学部では、公務員を志望している学生に対して、様々なセミナーを開催する予定ですので、是非ご参加ください。
 秋学期以降は、本学部卒業生で公務員として働いている先輩の講演会や本学部の公務員試験合格者との対話会を予定しています。