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2026年09月01日
本学部の松下光範教授らの研究チームが2025年に情報通信学会論文誌にて発表した下記の論文が、第27回論文賞(佳作)を受賞しました。
森野 穣, 藤代 裕之, 松下 光範: 信憑性の高い救助要請ツイートを抽出するためのノイズ除去手法の検討, 情報通信学会誌, Vol.43, No.1, pp.55-62, 2025.
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【受賞理由】
本論文は、SNS上の救助要請ツイートに含まれるノイズ除去に着目し、人と計算機の協調による情報抽出手法を提案した点を高く評価した。特に、従来研究が情報の「抽出」に重点を置いていたのに対し、「除去」に重点を置くという発想の転換に独自性があり、人手によるチェックを組み合わせることでテキストマイニングの精度向上を具体的に示した点、また、災害時の救助要請という人命に関わる重要な情報を対象として、その有効性を実証的に示したことから、実務的・社会的意義の高い研究であるとの意見が示された。さらに、AIによる自動処理が主流となる中で、人手による情報の取捨選択の役割を再考させる研究としても評価された。一方で、サービス提供者側の設計変更に影響を受けやすく、普遍的な理論的貢献には限界があるとの指摘もあったが、総じて、新規性と有効性を兼ね備えた実践的研究として高く評価できる。
情報通信学会論文賞Webページへ
https://www.jsicr.jp/publication/award/index.html