
中澤ゼミが卒業論文報告会(最後の授業参観)を実施しました
2025年1月11日、中澤ゼミでは22期生による「卒業論文報告会」を開催しました。
本報告会は「最後の授業参観」とも呼ばれ、ゼミ2期生(2005年3月卒業)から始まり、今年で21回目を迎えました。中澤ゼミは2002年に第1期生を送り出して以降、「学生主体のゼミ運営」という理念のもと、代々のゼミ生のアイデアや提案を取り入れることで成長・発展してきました。
京都での座禅会や、ゼミ生による選抜面接、寸劇を交えたプレゼンテーション、ゼミ生が自ら運営する授業スタイルなど、これらの取り組みはすべて学生たちの主体性と創意工夫によって形作られています。本報告会も、自身の卒業論文を保護者の前で発表することで「授業料が無駄になっていないことを証明しよう」という教員の想いに2期生が賛同したことから実現した取り組みの一つです。
今年の卒業論文テーマも、学生たちの自由な発想が発揮され、「学生時代にどうしても向き合いたい課題・問題」を自身の言葉で論じました。さらに、論文執筆に加え、聞き手を楽しませる工夫が各発表に盛り込まれており、保護者の皆様からも好評をいただきました。
報告会は、ゼミ生たちの自信あふれる姿とともに、笑顔や感動に包まれながら幕を閉じました。
このような機会を通して、学生たちは成長を実感し、卒業後に向けた大きな一歩を踏み出すことができたと思います。ゼミ活動にご理解とご協力をいただきました保護者の皆様、また、これまでのゼミ運営を支えてくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。
【記事提供:経済学部 中澤 信彦 教授】