学生の声

関西大学経済学部では、これからの時代に即した経済学について、それぞれの専門領域から取り組むことができる4つのコースを新たに設けます。ここでは、先輩たちの声を通してそれぞれのコースをご紹介します。

経済政策コース

理論と分析を通して財政を学ぶことで、
自身の生活とのつながりを実感しています

ミクロ・マクロ経済学といった基礎的な理論をベースに、行政が主導する経済活動について学んでいます。「公共経済学」という講義では、行政の財源である税について学習し、法人税や消費税といった税金が徴収される根拠や税率の基準、税の使い道について理論的に読み解いていきます。ゼミでは、行政の財政赤字をテーマに、少子高齢化による影響や子育て支援に関する新たな税制度の整備について研究しています。私たちの生活とは縁遠く感じることもある行政ですが、携帯電話料金の新プランから将来もらえる年金の受給額まで、身近な問題に深く関係していることを実感しています。

4年次生阿山 奈緒さん

歴史思想コース

過去の歴史や経済思想に学ぶことで、
現在・未来における発展の道を探ります

日本・世界の歴史と経済思想について学び、現代の社会や経済の発展に生かす手段を考えます。例えば、政府が市場に介入すべきか否かなど、さまざまな流派に分かれる経済思想について掘り下げるうちに、それらが日本や世界の経済にいかに影響しているかを実感できるようになりました。ゼミではルソー(18世紀の学者)が唱えた「一般意志」という概念をもとに、現在の高度情報化社会の問題点や課題について学んでいます。SNSのような今日的なテーマについても、歴史や過去の思想をベースに捉えることで、課題や将来性を具体的に考えられるようになりました。

4年次生中川 風音さん

産業
企業経済
コース

身近な地域と企業の関係性について、
具体的に読み解いていきます

経済活動の主体である企業の戦略的行動や、その行動が地域経済の発展に及ぼす影響について学んでいます。ゼミでは、ものづくり企業が集中する東大阪市や、工場群が立ち並ぶ阪神工業地帯といった身近な地域を研究対象とし、企業がそこで活動するメリットや地域性を生かした事業展開について、経済学の理論を用いながら客観的に分析しています。工場見学を通じ企業に直接出向くことで、思いもよらぬ発見につながることもあります。地域貢献や環境保全など、収益だけにとどまらない企業活動について知るうちに、企業と地域の関係性についてより多角的に捉えられるようになりました。

4年次生和田 虹輝さん

国際経済コース

世界各国の経済を掘り下げ、
比較することで新しい発見につなげます

日本、中国、欧州など国や地域ごとに異なる経済発展のプロセスを掘り下げ、国際関係や歴史的経緯が経済に与える影響の比較を行います。輸出入のバランスや関税といった国家間のつながり方が米中貿易摩擦といった経済対立を引き起こす仕組みに関心をもっています。ゼミではアジアについて学んでいます。ASEANには日本より個人所得の高いシンガポールや経済が急成長しているベトナムなど多様な国が加盟しています。また、台湾がIT技術と政府の迅速な主導で新型コロナ感染症の封じ込めに成功した例など、他国の長所と比べることで、日本経済の課題をより客観的に把握できるようになりました。

4年次生新堂 佑弥さん

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