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その他の講演・シンポジウム
研究部門別発表会(第56回)を開催しました。
2018年8月1日(水)、関西大学東京センターに於いて、I(情報・通信・電子)研究部門による研究部門別発表会(第56回)を開催いたしました。
当日は、「人を理解し、援助するAIを目指して」をテーマとして、電気通信大学 大学院 情報理工学研究科 長井隆行 教授、本学システム理工学部 徳丸正孝 教授、小尻智子 准教授による講演が行われ、多数の方々にご参加いただきました。
【講演①】
「記号創発ロボティクス:人と共存するこれからのAI・ロボティクス」
電気通信大学 大学院 情報理工学研究科 教授 長井 隆行 氏
[概要]
身体と知能の融合に基づいて人の社会的な知能の本質を紐解き、そうした存在を生み出すことを目標とした研究領域である「記号創発ロボティクス」の考え方や研究事例を紹介し、人と共存するこれからのAI・ロボティクスについて議論した。
【講演②】
「パーソナルアシスタントロボットが拓く感性検索システムの未来 」
関西大学 システム理工学部 教授 徳丸 正孝
[概要]
家庭用のパーソナルアシスタントロボットがユーザの好みや感性を理解することやデータを提供することができる感性検索システムについて紹介した。
【講演③】
「概念マップを用いた学習支援システムと知識の外化支援技術」
関西大学 システム理工学部 准教授 小尻 智子
[概要]
学習支援システムは、人の深い学びを刺激するようなインタラクションをもつようデザインされており、学びを刺激するインタラクションの一つとして、概念マップによる思考の整理を導入したシステムがある。概念マップは知識とその関係を表現することができるため、概念マップによる思考の整理は学習者に自己モニタリングを促す一方で、自身の理解を概念マップの形式で表現できない学習者には効果がない。本講演では、概念マップを導入した学習支援システムと、自身の知識を概念マップとして外化できるようにするための支援技術について紹介した。