Think&Act! 関大生 出会いと対話が育てた発信力 入試広報学生スタッフが伝える関大の魅力 総合情報学部 4年次生
大谷おおたに 一真かずまさん 

 関西大学の入試広報学生スタッフには、キャンパスの枠を越えて14学部それぞれから多くの学生が参加しています。オープンキャンパスの運営補助やキャンパスツアーの企画を担い、現役学生ならではの視点で本学の魅力を発信しています。その活動に1年次生から携わり、現在も意欲的に取り組む大谷一真さん(総合情報学部4年次生)に、学生スタッフとして培った発信力や対話力、総合情報学部で広がった学びについて語ってもらいました。

関大と高校生をつなぐ入試広報学生スタッフ

—学生スタッフに応募したきっかけは何ですか?

 高校生の時、オープンキャンパス(以下、OC)で学生スタッフの方に明るく迎えてもらったことがとても印象的でした。高校2年生で千里山キャンパスを訪れ、翌年には総合情報学部のある高槻キャンパスにも足を運びました。入学後、ポスターやオンライン説明会で入試広報学生スタッフの活動を知り、学部の枠を越えた活動がしたい、多くの人と交流したいという思いで参加を決めました。

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—活動内容や年間スケジュールを教えてください。

 学生スタッフの主な活動は、OCの運営補助です。6月の千里山キャンパスを皮切りに、高槻、高槻ミューズ、堺、吹田みらいの5キャンパスでOCが開催されます。8月に千里山キャンパスで行われる「サマーキャンパス千里山」が最大規模で、100人を超えるスタッフが運営に携わり、来場者の案内や誘導、相談対応を担当します。そのほか、少人数で対応するキャンパスツアーの企画や、学内外のメディアへの出演を通して関大の特色を伝えています。

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「サマーキャンパス千里山」には、毎年約2万人の参加者が訪れる

—キャンパスツアーとはどのような取り組みですか?

 グループに分かれて、20人ほどの参加者を案内します。高槻キャンパスでは、C棟内にあるスタジオやPC教室、MonoLab(総情工房)といった総合情報学部の主要施設を巡りながら、それぞれの特徴や教育内容を紹介します。キャンパスツアーに向けては、学生スタッフが事前に集まり、夏場は熱中症のリスクも考慮しながら当日のルートなどを検討します。議論が白熱することもありますが、より良いツアーを目指す思いは同じなので、意見をすり合わせながら形にしていきます。

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「グリーンキャンパス高槻」でキャンパスツアーを行う大谷さん

—キャンパスツアーで心がけていることはありますか?

 関西大学への進学を考えていても、学部選びに迷う高校生は少なくありません。少しでも参考にしてもらえるよう、学びやカリキュラムを紹介する際には、授業や実習で実際に経験したことなど、シラバスだけでは伝わらない話をするようにしています。1対1で相談に応じることもあり、相手が何を知りたいのかをくみ取りながら、丁寧に答えることを心がけています。

—学生スタッフに参加してよかったなと感じる瞬間は?

 まだ関大をよく知らない高校生から「面白そう」「入りたくなった」といった声を聞くたびに、自分の説明が誰かの進路選択につながっていることを実感します。高校1・2年生の参加者も多く、参加者の受験のモチベーションにつながる説明ができると嬉しいですね。私自身、普段の大学生活では気づけない関大の魅力に触れ、理解を深められたことも、この活動を続けてきてよかったと感じる理由の一つです。

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発信力と対話力が磨かれた学生スタッフの経験

—大谷さんは4年次生になった今も学生スタッフを続けていますね。

 高校時代から教育に興味があり、高校生と直接関わることができる環境にやりがいを感じています。OCには近畿地方だけでなく全国各地から高校生が訪れるため、関大が幅広い地域から関心を集めていることを実感しています。
 総合情報学部には中国からの留学生が多く、留学を視野に入れた参加者の相談を受けることもあります。高槻キャンパスの学生スタッフにも留学生がいて、多様な価値観に触れられる点も魅力の一つです。そうしたさまざまな人との出会いがあることも、活動を続ける原動力になっています。

—活動の中で役割や責任はどのように変わりましたか?

 1・2年次生の頃は、先輩の背中を追いながらノウハウを学びました。千里山キャンパスは規模が大きく、さまざまな研修や活動を通じて、自然と顔なじみの仲間ができます。
 上級生になると新しく入ったメンバーの研修を任されるようになり、キャンパスツアーを引っ張る立場になりました。OCでも経験者が中心となって運営するため、自分の担う役割も年々大きくなっていると感じますね。学生主体の活動だからこそ、後輩をサポートしながら全体を見る意識も身につきました。

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—学生スタッフの活動を通して、どのような成長を感じていますか?

 人前で話すことはもちろん、質問者が「何を知りたいのか」を読み取る力が身についたと感じています。案内の途中では、「どこから来たんですか」と尋ねるなど、受験生と対話しながら進行していきます。経験を重ねるうちに、質問の傾向や相手が求めている情報をより正確に捉えられるようになり、一人ひとりに寄り添った説明ができるようになったと感じています。

自由な学びが広がる総合情報学部

—大谷さんが所属する総合情報学部の魅力を教えてください。

 文理を問わず、やりたいことを自分で見つけ、自由に学べる学部だと感じています。最新の設備も充実しており、入学時に進む分野が決まっていなくても、学びながら関心の幅を広げることができます。私は入学当初、メディア分野に興味があり、テレビや映画制作に携わる講師による授業などを通じて、映像編集や番組制作の過程を学びました。

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スタジオ上にある調整室のスイッチャーでは、映像の切り替え等を行う

  ゼミ選択の際に先生からお話を伺い、交通分野にも興味があったので、3年次からは友枝ゼミ(友枝明保教授)に所属しています。数理モデルを使って人流のボトルネックを分析するなど、シミュレーションを通して社会課題の解決に向き合っています。

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高槻市街を一望できる丘陵に立つ高槻キャンパス

—学部の学びや学生スタッフ経験は就活に役立ちましたか?

 総合情報学部の卒業生の多くが、情報系企業に就職します。私もSE(システムエンジニア)として内定をいただきました。私は文系出身ですが、総合情報学部では文理を横断して学べるため、理系科目にも無理なく取り組むことができました。情報系学部で培った専門性に加え、学生スタッフとして人前で説明したり、仲間と協力して企画を進めたりした経験が、就活でも大きな強みになりました。

—その発信力や対話力を今後社会でどう生かしていきますか?

 SEとして働くうえでも、お客様の要件を整理し、形にしていくためのコミュニケーションは欠かせません。社会人になれば、打ち合わせや商談など、相手と考えをすり合わせる場面も多いと思います。キャンパスツアーの研修や会議では、意見がぶつかった際も共通点を見いだしながら考えをまとめてきました。そうした経験から培った対話力は、仕事でも必ず生かせると考えています。学生スタッフの活動を通じて得た「人に伝える楽しさ」は、社会人になってもボランティア活動などに取り組みながら大切にしていきたいです。

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活気と多様性の中で成長を実感できる大学

—最後に、高校生に向けてメッセージをお願いします。

 総合情報学部は、文理融合で幅広い学びができ、メディアやマーケティングなどを学べるほか、高槻市との連携授業や産学連携プロジェクトといった多様な取り組みに挑戦できます。関大は、活気ある環境の中でさまざまな人と出会いながら成長できる大学だと実感しています。
 入試広報学生スタッフの活動では、異なるキャンパスを行き来し、他学部の学生と交流することで新たな発見がありました。自分自身にプラスになる経験ばかりなので、関大に入学したらぜひ学生スタッフに挑戦してみてください。

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総合情報学部 4年次生
大谷おおたに 一真かずまさん

大阪府立生野高等学校出身