ニュース&トピックス
News&Topics

2026年01月12日

地域連携センター

第21回 医工薬連環科学シンポジウムを開催しました

 大阪医科薬科大学で110日、関西大学・大阪医科薬科大学 医工薬連環科学教育研究機構の事業の一環として、「気候変動と医工薬連環科学」をテーマに第21回 医工薬連環科学教育研究機構シンポジウムが開催されました。 

はじめに、大阪医科薬科大学の3学部の教員が、それぞれの切り口で"気候変動"に関する講演を行いました。医学部教授の中野隆史氏は、「熱中症対策-産業医の立場から-」をテーマに、職場における熱中症対策の強化について、産業医の立場から解説。「気候変動と感染症」について講演した薬学部教授の駒野淳氏は、地球温暖化と昆虫が媒介する感染症との関連などについて述べました。また、看護学部講師の杣木佐知子氏は、「地球温暖化時代に考える高齢者の熱中症予防と暮らしの工夫」をテーマに掲げ、高齢者に熱中症・脱水が生じやすい理由など、昔と今の住環境の変化を含め、話題を展開。参加者は各講演に、熱心に聞き入りました。

 Tnakano.JPGTkomano.JPGTspmaki.JPG

 

次に、本学環境都市工学部の尾﨑平教授が「気候変動と都市生活-持続可能な社会とwell-beingの実現に向けて-」をテーマに特別講演を行いました。尾﨑教授は、気候変動の現状について、世界および日本の平均気温の経年変化や地域別の影響について解説。また、気候変動による都市生活への影響などについて、熱中症や都市水害の具体的な事例も交えて述べました。また、持続可能なwell-beingについて、環境と健康の密接な関係をはじめ、well-beingの達成には経済・社会・環境の統合的な向上が不可欠であることを述べました。

Tozaki1.jpgTozaki3.jpg

   

 講演後には参加者から、「気候変動の深刻さがより一層分かったように思う。個人個人の強力な意思統合が大切だと思った。」「将来世代のために出来ることをやらないといけないと再確認出来た。あまり身近に感じていなかったけれど、身近なことなんだとも思った。」などの感想が寄せられました。 

閉会の挨拶で本学の高橋学長が述べた通り、医工薬連環科学教育研究機構は本学と大阪医科薬科大学が連携し、気候変動に対する医工薬連環科学の役割等も含めて医学・看護学・工学・薬学の専門分野の境界を越えて教育研究活動を行い、今後も社会貢献に努めていきます。