概要

当機構と社会のつながり

[イメージ図] 医工薬連環科学教育研究機構と社会のつながり

教育

「あっ、なるほど」

異分野の考え方を理解するために

社会還元

「ん、なぜだろう」

素朴な疑問を未来の夢につなげるために

研究

「おっ、これだ」

異分野の知恵をつないで新しい物を
創り出すために

2019年度以降も活動を継続しています

「医工薬連環科学」分野においてこれまで以上にそれぞれが保有するリソースを活用し、より密接かつ高度な相互協力を推進していくため、新たに連携協力・推進協定を締結し、当機構はこの協定にもとづき活動を継続しています。

[写真] 関西大学学長 芝井 敬司/大阪医科大学学長 大槻 勝紀/大阪薬科大学学長 政田 幹夫
(左から)関西大学学長 芝井 敬司/大阪医科大学学長 大槻 勝紀/大阪薬科大学学長 政田 幹夫 (2018年当時)

医・工・薬の専門分野の境界を超えた
人間中心の学習環境づくりをめざして

関西大学・大阪医科薬科大学
医工薬連環科学教育研究機構

工学分野(関西大学) 山本 健 
医学分野(大阪医科薬科大学) 中野 隆史
薬学分野(大阪医科薬科大学) 永井 純也

[写真] 三大学医工薬科学シンポジウム

近年、医療・福祉分野への工学の貢献は著しいものがあります。機械工学分野では各種の医療用装置や手術用ロボットなどの研究開発が活発に進められ、また製薬工学が発達して、製薬研究の中核を担うようになりました。

[写真] 研究会

しかし、人体を対象とする看護学分野を含む医学と、モノを対象としてきた工学との連携体制は十分ではなく、本格的な医・工・薬学分野の連環を実現するためには融合した教育体系・研究基盤の構築が不可欠です。こうした社会的要請に応えるべく関西大学及び大阪医科薬科大学(2020年度までは大阪医科大学、大阪薬科大学)では「医工薬連環科学」の体系作りに取り組んできました。その中で、教育システムの構築に関するプログラムが平成21年度文部科学省「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」に採択され、2018年度までの10年間、医工薬各分野の相互理解を助ける教育カリキュラムを策定・実施するため、共同で「医工薬連環科学教育研究機構」を設置しました。

[写真] 双講義

これまで、高槻市など地域への社会貢献を含め、チームを組んで、「人間理解」をキーワードに、生命への洞察力と実践的な問題解決力を育む新しい人材育成の拠点形成に努めて参りました。これにより、教育面では、双方向講義による単位互換はもとより、各大学の教員が協働して提供する講義科目の開設をはじめ、他大学学生に対する実習など体感型教育の充実へ努力しています。また、研究面でも大学間で主として研究者を対象としてきた研究交流を、学部学生や大学院生を含む若手研究者間にも拡大し、フレキシビリティのある共同研究創出の場を醸成しつつあります。

[写真] 出張講座

新たに2019年4月からその研究面での連携も本機構に内包し、大学に求められる3つの使命である「教育・研究・社会貢献」のすべての面で密接な協働関係を構築することになりました。学生や大学院生も含めた研究交流活動により、新たな医療・医療産業分野での協働を意識した共同研究を創生させることができると考えています。それぞれの大学の特質を活かし、またその協働によって新たな成果を産み、近い将来にそれらを社会へ提供できる日が来るよう尽力して参ります。

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