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先進的な取り組みを行っている企業を訪問し、最先端の技術・アイデアが詰まった施設の見学や社員との意見交換を通して、企業の新規事業について学ぶ企業見学会シリーズ。7月4日、京都市南区にある株式会社 ワコール本社を訪問しました。

創業者 塚本幸一氏は、「すべての人々に美しくなってもらうことによって、広く社会に寄与する。そのためには信頼される会社にならなくてはならない。」と創業の精神を提唱。今回は特別に、1964年の設立以来、のべ45,000人以上のからだの計測データを収集・分析し、『美』『快適』『健康』を追求する「人間科学研究開発センター」の見学をしました。また、ワコールが文化活動として行っている、服飾文化の将来を探求することを目的に設立された「京都服飾文化研究財団」の取り組みの説明を受け、温故知新の思想に感銘を受けました。伝統を守りながら、新しい発想を常に意識して挑戦する。企業内におけるイントレプレナー(社内起業家精神)の役割を学んだ参加者たちは、今後の新たな活動のきっかけとなる一日となりました。

参加者の声

・安いものが簡単に手に入る時代のなか、品質に妥協せず、消費者を想った商品を追求する姿勢に感心した。

・ものづくりへの熱意が伝わった。人々の生活を支えるため、さまざまな実験やデータに基づいた研究がされていることが印象に残った。