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2023年09月29日

地域連携センター

ソーシャル・アントレプレナーシッププログラム2023途中経過報告

2020年度の入学生(現在の4年次)から3年度に渡り、新型コロナウィルスの蔓延に伴い、授業がオンラインになり、行事は取り止めになりました。2023年度からは、通常の状態に戻りましたが、先行きは不透明です。地域連携センターでは、こんな時代を乗り越え、機会があればチャレンジしたいという学生と共に活動する正課外のプログラム(通称:アボカドPJ)を三菱みらい育成財団からの助成を受けてスタートさせました。

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プログラムはソーシャル・アントレナーシップ育成を目的とし、2つの正課外プログラムとなっています。

・考動プロジェクトコース(外的深耕):本学と連携がある3拠点の地域課題を解決するフィールドワーク型プログラム
IKIGAIコース(内的深耕):企業経営者の働き方や生き方をインタビューし各自のキャリア観を醸成するプログラム

なお、教育プログラム全体は、商学部の横山教授/細見准教授、教育推進部の山田(剛)教授の協力で運営を実施しています。

▼8月8日(火)
両プログラムの参加者が集い、お互いを知り、各プログラムの概要説明を受けるキックオフミーティングを梅田キャンパスで実施しました。

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▼夏休み期間中
3つの地域拠点でフィールドワークを行うグループと経営者へのインタビューを行うグループに分かれて活動しました。学部や年齢に関係なく意見を交わし、体験・感想・提案をまとめました。

フィールドワークでは、会ったことのない地域住民の方々の願望と自治体関係各所の計画を聞き、インタビューでは経営での社会問題を包含した自社の工夫・解決策など貴重なお話を聞くことができ、新たな気づきを得ました。

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▼9月19日(火)
訪問先の関係者にも参加いただき、中間発表会を開催しました。当日は、様々な意見や助言をいただくことができました。例えば、「自分たちの言葉で表現しないと共有できない」や「社会経験は"Chessboard"(髭男)のようだよ」などのアドバイス。

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発表後は、それぞれの振り返りを中心に1125日の最終発表へ向けて、チーム内での共同作業や共感力を深めました。

髭男のチェスボードではありませんが、「行く場所、行かない場所、帰るべき場所は自分で決めて歩いて」欲しい。自分で考動し、地域や社会を良い方向に導く学生の育成、そんなプログラムになって欲しいと考え、中間報告までを終えました。

学生たちは、悩み迷いながらも、一歩ずつ着実に成長しています。今後は、完成度を高めた社会実装案や社会起業案の最終提案の仕上げを行なっていきます。

※プログラムの実施は、一般社団法人カンデ一般社団法人Work Design Lab及びIKIGAI WORKS株式会社の協力で運営しています。