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2022年10月17日

イノベーション創生センター

10月7日、梅田キャンパス×スタートアップカフェ大阪×イノベーション創生センター共催イベント、出版社「ライツ社」による「ベストセラーを生み出し続ける出版社のつくり方」を開催。

7年前、兵庫県明石市に出版社「ライツ社」を創業した関大OBの高野 翔さん(営業責任者)と大塚 啓志郎さん(編集長)。前職の出版社で同僚だったお二人は、ジャンルにとらわれず自分たちがおもしろいと思う本だけを出版するライツ社を起業。大塚さんの祖父が所有していた地元・明石の古いマンションを自分たちで改装することからスタートしました。

「本づくりは自分たちが考えた企画を、執筆をお願いしたい方にプレゼンすることから始まります。その時間は圧倒的な緊張感があるけれど、一番好きな瞬間だ」と大塚さんは語ります。そのアイデアと企画力で次々とベストセラーや話題の本を生み出してきました。

「本づくりの基準は何か?」という参加者からの質問に、高野さんは『ライツ社のビジョン「write, right, light(書く力でまっすぐに照らす)」であり、人の心をまっすぐに照らせるかをいつも考えている』と話されました。お二人から、自分たちがつくりたいと思う本への一貫したこだわりがうかがえました。

これまではビジネス書や実用書で勝負してきたライツ社。今後は地方の小さな出版社の進出が難しい分野である絵本・児童書・小説の世界でも勝負したいと熱く展望を語りました。

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