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2022年05月25日

イノベーション創生センター

※募集期間終了※【JST】2022年度 社会還元加速プログラム(START)スタートアップ・エコシステム形成支援によるGAPファンドプログラム公募について(募集期間:4月25日~5月31日)

※募集期間終了

概要

本プログラムは、科学技術振興機構(JST)事業の研究成果展開事業大学発新産業創出プログラム(START)スタートアップ・エコシステム形成支援のもと、新しい社会的価値の創出に繋がる挑戦的・創造的で、かつ、広く社会的課題を解決し、我が国の社会全体の調和ある持続的発展に寄与すると見込まれる研究成果・技術の実用化・事業化を推進することを目的としています。本学が参画し本事業に採択された「京阪神スタートアップ アカデミア・コアリション(KSAC)」では、参画大学の教職員あるいは大学院生に対し、事業化に向けた研究開発を実施し、その技術シーズを基にした起業や「参画大学教職員あるいは大学院生が、事業化に向けた研究開発を実施し、その技術シーズを基にした起業や「STARTプロジェクト推進型」等、他事業への申請をめざし、GAPファンドを支給します。GAPファンドとは、事業化に向けて、研究機関に属する研究成果と事業化との間のギャップを埋めるため、仮説検証のためのデータ(実験結果、計算結果)を得てPoCを得る、あるいは試作品製作、ビジネスモデルのブラッシュアップ等を進めるための資金です。採択された研究開発課題には、GAPファンドが支給され、起業活動支援評価委員会(※)が選任した専任支援人材(※※)がサポートします。

※起業活動支援評価委員会:プラットフォーム全体の立場から研究開発課題の審査・評価を行う委員会

※※専任支援人材:研究・開発計画や環境、ビジネスモデルや事業としてローンチされるまでの過程、等の相談役。参画大学を含むアカデミア・コアリションに属する機関(金融機関を含む)から選任され、秘密保持契約を結んだ人材

支援対象

【申請資格者(研究代表者)】 研究開発課題の研究代表者は以下の①~⑥の要件を全て満たすこと。
① 応募時点において、下記に示す参画大学と雇用関係にある研究者または学生(博士課程(前期課程、後期課程))であり、かつ研究開発課題の核となる研究成果を挙げた者、もしくは技術シーズの発明者あるいは発明に関わった者であること。なお、技術シーズとは特許(出願中、出願予定を含む)、プログラム(著作物)等をいう。但し、学部生は対象とはならない。

<参画大学>京都大学・大阪大学・大阪公立大学・奈良先端技術大学院大学・関西大学・立命館大学・兵庫県立大学・関西学院大学

② 研究成果や技術シーズを社会還元する大学発ベンチャー創出を目指していること。(既に起業している課題は含まない。)
③ 技術シーズについては、本支援の結果創出されるベンチャーでの実施に関して、その技術シーズの発明者、技術シーズが帰属する機関等(特許出願人等)の同意が得られる見込みであること。
④ 関西地区でのイノベーションエコシステム形成の一翼を担う意志を有すること。
⑤ 学生(博士課程前期課程、博士課程後期課程)が研究代表者となる場合は、事前に別紙SCORE様式4「確認書」の内容を指導教員と確認し、承諾を得た上で応募すること。
⑥本研究開発課題で、他の競争的資金制度等による支援を2022年度に受けていないこと。

研究開発課題対象

以下の要件をすべて満たす研究開発課題を対象とします。

①参画大学にて実施された、研究開発課題の核となる研究成果に基づいていること。
②プログラム終了前に予定されているDemo Dayで、研究開発課題の概要、研究成果の中間報告、事業化に向けたビジネスモデルを発表できること。
③本プログラムの趣旨・目的に沿った研究開発や事業化活動を対象とし、起業前であること。

事業化プロデューサー

よりスムーズに事業化を実現するため、事業化プロデューサーを参加メンバーに加えて も良い。事業化プロデューサーとは、研究代表者の技術を基にした起業化の展開において、ビジネスモデル仮説の立案および検証等の活動を中心的に行う者で、学内外を問わず、研究代表者と二人三脚の協働で活動を行える者とする。

主たる共同研究者

【支援対象】に記載された<参画大学>内に限り、研究代表者の所属大学と異なる大学の研究者を「主たる共同研究者」とし、それぞれが研究開発費を執行することができる。研究代表者のほかに異なる大学の「主たる共同研究者」がいる場合は、申請書様式1に加え、申請書様式2(主たる共同研究者用)を併せて提出すること。(経費執行を行わない共同研究者については申請書の「研究開発の体制」リストへの記載のみで良い。)

応募の制限

大学発新産業創出プログラム(START)内における重複応募の制限は次の通り。研究代表者は、プロジェクト推進型起業実証支援(旧START プロジェクト支援型)、ビジネスモデル検証支援(旧SCOREチーム推進型)、SBIRフェーズ1支援(ただし、技術移転による技術シーズの事業化を目指す場合は一部異なります)、大学エコシステム推進型大学推進型(旧SCORE大学推進型)内の研究開発課題、スタートアップ・エコシステム形成支援内の研究開発課題、を同時に申請または実施することはできない。ただし、申請済み課題の不採択が既に決まっている、または実施中課題が終了し当該起業活動支援プログラムの実施期間と重複しない場合に限り、当該起業活動支援プログラム申請可能となる。

助成金額

(研究者対象)最大1,000万円を23件程度

(学生対象)最大500万円を5件程度(全体の20%以内)

※上記は目安であり、助成金額・採択件数については予算全体を鑑みて調整します。なお、採択時に申請額から減額して採択される場合もあります。

助成期間

原則、2022年9月上旬(予定)~2023年3月31日(金)

募集期間

4月25日(月)~5月31日(火)6月10日(金)17時(締切厳守)※募集期間延長

応募方法・提出先

「研究開発課題申請書」のワードファイルおよび申請書に記載された必要書類をダウンロードし、必要項目を記載のうえ、以下のメールアドレス宛にメールでご提出ください。
関西大学イノベーション創生センターGAPファンド申込受付窓口 : entry@ml.kandai.jp

応募要領・申請書

応募要領.pdf
様式1_申請書.docx
様式2_申請書(主たる共同研究者用).docx
計画様式4_確認書※研究代表者が学生の場合.docx

審査方法

(ステップ1)受付:申請者の所属している各大学が行う
(ステップ2) 各大学が、申請書に評価書を付けて起業活動支援評価委員会へ提出
(ステップ3) 書類審査:起業活動支援評価委員会で書面審査を行い、面接審査案件を選択
(ステップ4)面接審査(プレゼンテーション及び質疑応答):起業活動支援評価委員会が採択課題を最終決定し、研究開発課題をサポートする専任支援人材を選任する
(ステップ5) JSTとの契約:採択決定後、各研究代表者が研究計画書等を作成。承認され次第プロジェクト開始

採択結果通知

2022年8月上旬(予定)

問い合わせ先

〒564-8680 大阪府吹田市山手町3-3-35
   関西大学 イノベーション創生センター 
   TEL : 06-6368-1250
   Mail : kucic@ml.kandai.jp