児童文学公演会を行いました

11月30日、絵本作家の長谷川義史さんをお招きし、児童文学公演会を行いました。昨年度はコロナ禍の影響もあり、14年生は教室でlive配信を見ていました。
直接、長谷川さんの姿を見ながらお話が聞けるとあって、みんなこの日をとても楽しみにしていました。

作者に目の前で読み聞かせをしてもらえるという夢のような時間。子どもたちは、あっという間に心をわしづかみにされていました。

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また、絵本をきっかけに、長谷川さんと一緒にオリジナルのお話をつくっていくという、わくわくするプログラムも用意されていました。

今年も墨を使って、目の前で絵を描いて(お話をかいて)いただきました。本当に絵が上手で子どもたちから心地よい歓声が何度もあがっていました。

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だんだんと前のめりになっているのがよく分かります。みんな自分の声を長谷川さんに届けようと一生懸命でした。

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最後には、長谷川さんが3年の月日をかけて生み出された最初の作品「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」の読み聞かせと、ウクレレ演奏をしてもらいました。

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長谷川さんのお話の中に、次のようなものがありました。
「一人ひとり考えること、感じることは違います。違っていいんだよ。他の人と違うところがあるということは素晴らしいことなんだ」
「命はつながっている、ずっとずっと続いている。今ここにいる皆さんは、一人ひとりが奇跡の存在なんです。だから簡単に奪っても、奪われてもいけない」

子どもたちそれぞれの心の中に残ったものを大切に、これからも沢山の作品に出会ってほしいと思います。そして、今当たり前のようにある物事、そばに居てくれる人たち、その全てが奇跡なのだということを忘れずに成長し続けていくことを願っています。