社会科見学に行きました(4年生)

7月1日(木)、4年生が社会科の学習の一環として高槻市内にあるウォータープラザ(大冠浄水場)に行きました。
ウォータープラザに到着すると、クラスごとに分かれて見学しました。水をきれいにする方法や、高槻市の水源、水道事業の歴史など、数多くの展示物やジオラマ模型がありました。また、会議室では担当の方々によるお話と、DVDの上映もありました。子どもたちは食い入るように映像を観ていました。
高槻市では、地下水と山間部を流れる河川の表流水を自己水源として利用しています。自己水源からできる水道水は、市内給水量の約30パーセントにあたり、残りの約70パーセントは大阪広域水道企業団(淀川を水源として、枚方市にある村野浄水場で作られています。)から購入した水道水を給水しています。自己水源の約30%のうち、約0.3%は河川の漂流水ですが、残りは全て地下水を水源としています。今回見学させていただいたウォータープラザも、地下水を組み上げて水道水にしています。
展示物見学や会議室での講義が終わると、待ちに待った浄水工程の見学に行きました。水質試験室や中央監視室などでは、24時間365日休まず交代で働いていることを知りました。その後はポンプ室、取水井、エアレーション設備、薬注室、急速濾過機・配水池と各工程の様子を見学していきました。最後には浄水処理した出来たての水道水を試飲させていただくこともでき、子どもたちは大喜びでした。