数学に関するお話会(5、6年生)

6月9日(月)、数学者の森田真生先生にお越しいただき、数字に関する講演会を5、6年生に行っていただきました。

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講演の冒頭に、「数字には色がついているか?」という問い掛けがありました。

そして、次に、数字の大きさを示す用語や古代インド、古代エジプト、古代ローマ、パプアニューギニアにおける数字の表現方法等のお話にはじまり、「素数」、「世界各国の著名な数学者のエピソード」、「江戸時代の日本における数学の解法の公開方法」、「古代ギリシャのユークリッド(エウクレイデス)」等の興味深い話をしていただき、『数学のおもしろさ』を教えていただきました。

数学に苦手意識があった児童も、森田先生の話に惹かれ、数学に興味を持つきっかけになりました。

森田先生からは、「数学に向き合うことで、自分という存在から離れることができ、無心、無我の境地に達することができる。つまり、私を薄めることができる。」という話がありました。今回の講演で学んだことを、今後の学習に活かしてもらいたいです。