権 南希 ゼミ
国際法、国際社会と法のあり⽅を考える。
ゼミの特色及び研究内容
ゼミでは、環境・人権・平和など国際社会が直面する多様な課題について、条約・国内法・国際制度がどのように連動して機能しているかを学びます。個別のルールの理解にとどまらず、規範の形成・解釈・履行のプロセスを通して、問題の構造を明らかにします。演習では、気候変動や海洋環境保護に加え、武力紛争時における文化財・環境の保護、国際社会の平和維持など、環境、人権、人道分野の国際法と制度が交差する論点を取り上げ、多角的な分析を行います。
ゼミ生の声
ゼミでは、国際問題を軸に、戦争によって生じる諸問題から東アジアの歴史認識の問題まで、幅広いテーマを扱っています。学生それぞれの関心をもとにグループでテーマを設定し、発表を通してゼミ全体で意見交換を重ねながら学びを深めています。権先生は私たちの意見を尊重し、挑戦を後押ししてくれるため、自分のやりたいことに取り組みやすい環境です。国際的な交流の機会もあり、多様な刺激を受けながら研究に取り組むことができます。
(2023年入学 持田美羽)
権ゼミでは主に国際法を軸に活動しており、テーマ設定は多岐にわたります。自分の興味関心にもとづいて研究テーマを設定し、深く学ぶことができます。国際社会に関心をもつ色んな国籍の学生が集まり、互いに学び合いながらゼミ活動を進めています。私のグループでは、日本・中国・韓国の学生が協働し、「日中韓の教科書の比較から見る歴史認識の違い」をテーマに研究しています。個人研究の成果は、学部のゼミ報告会(アカデミック・フェア)で発表し、受賞につながった経験もありました。昨年は、米国と韓国の学生との交流もありました。他の国の学生と意見交換することで、普段は得がたい視点に触れることができました。ゼミ活動は国際法の理論に加えて、現代の国際社会で起きている諸問題を多様な視点から考える機会になっています。
(2023年入学 ルーヤン)
ゼミでは環境問題を主とした諸問題に対する研究を行っています。私たちのグループは「貧困」と環境破壊をテーマとして挙げ、「サブサハラにおける未電化地域の諸問題」について研究しました。4年次には卒業論文やリサーチペーパーを執筆しました。ゼミの研究テーマはユニークなものが多く、楽しく切磋琢磨できるゼミだと思います。
(2022年度卒業生 橋根幸輝)
権ゼミでは、「環境」を軸に各々が関心を持つテーマを選び取り組みました。特に印象に残っている点は、自分たちが主体となり、一から試行錯誤をしながら様々な企画に取り組んだことです。メンバーと協力し、ゼミが一体となって参加してくれたので非常に楽しかったです。活動の後押しをしてくれる先生のおかげで本当に多くのことに挑戦することができました。みなさんも、ぜひ自分の関心を探求しにきてください。
(2022年度卒業生 石田将輝)
担当教員からのメッセージ
ゼミ活動で特に大切にしているのは、ピアレビューです。お互いの研究に関心をもち、発表や草稿に対して丁寧にコメントを交わしながら、問いの立て方、資料の読み解き方、論証の組み立て方を少しずつ身につけていきます。自分の考えを言葉にして伝え、対話を通してよりよい形に整えていく過程は、研究の面白さそのものです。挑戦できる雰囲気の中で、知的好奇心を出発点に、分析力と表現力を育てていきましょう。

