政策創造学部・
ガバナンス研究科〈大学院〉

　2023年７月６日（木）、吹田市役所 市民部市民課 四方 将浩氏による学術講演会兼政策公務セミナーを実施しました。

　「現場で生きる政策学」をテーマとして講演が行われました。四方氏が過ごした社会人生活や吹田市役所に入庁したきっかけに始まり、これまで手掛けてきた仕事内容や事業が部署ごとに紹介されました。

　講演の後半部分では、四方氏自身の『政策』への向き合い方、および、政策の決定・実施・評価の過程を現場の職員の目線から詳細に説明していただきました。そして、公務員を目指す人や社会人になる前に学んで欲しいことを学生にお伝えいただきました。

＜担当教員からのコメント＞

　学生が普段勉強している政策というものについて、抽象的なモデルや理論だけでなく、現場で働いている人の目線から理解してもらうのが今回の講演の開催趣旨でした。市役所の中で自分が興味のあることを見つけ、同じ志をもつ仲間を巻き込んで新しいことに挑戦していくという講師の方のお話は、学生にとってはステレオタイプ化した公務員像を打ち壊すものになったのではないでしょうか。

　政策学を学んだうえでこれから公務員を目指す人だけでなく、公務員以外の道を考えている人も、仕事として社会の問題を解決する際の心構えを学ぶことができたと思います。講演の中で出された10のキーワードを一生懸命にメモする学生の姿が印象的でした。

　政策創造学部では、様々な講演会およびセミナーを実施しておりますので、是非ご参加ください。