「ユーモア実践講座~落語編~」を開催しました
1月11日(土)に、「ユーモア実践講座~落語編~」を開催いたしました。
講 師:矢野宗宏(ユーモア・コンサルタント)
落語は、噺家がひとりで大人や子ども、男と女を巧みに演じ分け、話のテンポや間合いのとり方を使って、それを見る人びとの想像力をかきたてて笑いを誘う日本の伝統芸能です。
今回の「ユーモア実践講座~落語編~」では、大学時代に身に付けた落語の経験を元にユーモア・コンサルタントとして活躍されている矢野宗宏先生をお招きし、落語に凝縮された人を笑わせる技術を学びました。
講義の前半では、落語に登場する人物の誰が何を話しているのかが分かるように演じ分ける方法や、扇子と手拭いという落語で用いる道具の使い方が解説されました。
後半では、アシスタントとして参加した関西大学の落語研究会「落語大学」の学生の指導のもと、参加者が実際に高座に上がって小咄を披露する練習を行いました。
練習が終わるといよいよ参加者の成果発表会です。同じ内容の話であってもそれを演じる人によってまったく面白さが変わってしまうのが落語の特徴です。参加者の皆さんが、それぞれの個性を活かしながら小咄を披露すると、会場は大きな笑いと拍手で包まれました。