関西大学 人間健康学部

教育内容Curriculum

人間健康学部の特色

人間健康学とは

人間の誕生から高齢までのライフステージを対象として、「こころ」と「からだ」と「くらし」を総合的な視点からとらえ、人間の幸福を実現するための健康に関わる諸問題の解決方法を探究する応用科学です。

現代社会における健康とは、WHOなども示唆するとおり、単に無病や虚弱でないことを意味するだけでなく、身体的、精神的および社会的に満たされた状態を指す総合的な概念です。それゆえ、健康問題の解明のためには、医学のみならず、体育学、社会福祉学、ユーモア学、社会学、文化人類学、宗教学、心理学、教育学などによる総合的なアプローチが必要であり、「人間にとって真に必要な健康のあり方」という新たな観点から、教育研究の諸相を総合的に推進する学問領域の開拓が求められています。

人材育成の特徴

「こころ」「からだ」「くらし」にまたがる多様なカリキュラムを通して「つながる」「ささえる」「はぐくむ」力を養い、社会で活躍する人材を育成します。

人間健康学部での4年間の学びを通して、人間が健康な「生き方」を実現するために必要な幅広い知識と実践的なスキルを身につけることができます。それによって、入学時の「スポーツ」や「福祉」の限られたイメージを越えた多様な将来が開かれていきます。
また、「キャリアデザイン」に関する科目で、働くこと、仕事選び、大学での学びを生かした職種について知ることができます。それによって、入学時の「スポーツ」や「福祉」の限られたイメージを超えた多様な将来が開かれていきます。

人材育成の特徴
学びのポイント
  1. 地域社会との連携による「ささえあい」「かかわりあい」の文化を学ぶ実践教育を重視する。
  2. 人間の心身、健康、幸せを総合的にとらえる専門性をもつ人材を育成する。
  3. 少人数指導による「演習科目」と充実した「実習科目」を配置する。

コース紹介

1年次に基礎科目を履修し、人間健康学の基礎知識を得る中で、どのようなテーマを研究するのかを固めていきます。そして2年次からは自身のテーマに沿った専門コースに所属します。