関西大学 人間健康学部

講演会・シンポジウム等Seminer

シリーズ 笑いの総合科学(第2期)の第5回を開催しました。

  • ■日時

11月27日(日)に、「シリーズ 笑いの総合科学(第2期)」の第5回を開催いたしました。

講 師:関西大学人間健康学部助教 広崎真弓
テーマ:笑いと健康

 「人は笑うと健康になる」と言われていますが、それは本当なのでしょうか?
今回は、「笑いと健康」に関する調査・研究を続けてこられた関西大学人間健康
学部助教の広崎真弓先生とともに、笑いの効用について考えてみました。

私たち人間の心と身体は密接に関連しています。たとえば、体調が良くない時には
気分がふさぎがちになることがありますし、逆に心躍るような嬉しいことがあると身
体も爽快な気分になります。このような心と身体の相互作用に目を向けると、心を
元気にすれば身体が元気になり、身体が元気になれば心も元気になっていくことが
考えられます。近年、これら心と身体の両方の健康に役立つものとして「笑い」が
注目されています。「笑い」には心身のストレスや気分の改善効果があるだけでなく、
免疫機能の活性化やアレルギー反応の緩和、さらには痛みを和らげる効果がある
と報告されています。

 講座の終盤では、笑いヨガリーダーの資格を持つ先生と受講者の皆さんとともに
インド発祥の「笑いヨガ」を体験しました。「健康のことを考えて運動をしているが
なかなか続かない」という悩みを抱えている人も、そこに「笑い」を取り入れてみると
楽しみながら運動が続けることができるのではないでしょう。

「笑う門には福来る」ならぬ「笑うカラダに福来たる」。笑いの効用について頭と身体
の両方を使って理解することができました。

次回以降も充実した講師陣でお届けしますので、
ご期待ください。ひきつづきご応募お待ちしております。

 
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シリーズ 笑いの総合科学(第2期)ご案内
http://www.kansai-u.ac.jp/Fc_hw/2011/09/2-3.htm

※注意事項
「シリーズ笑いの総合科学」では、テキストを使用します。
(テキストは講座開始時に、定価2,940円を2,500円で販売しております。
講座テキストをご購入の方には、各担当の先生方の直筆のサインを入れていただけます。)