大森 功一氏による学術講演会を開催しました
6月22日(月)に、大森功一氏(世界銀行東京事務所上級対外関係担当官)による講演会を開催しました。
講演では、まず世界の人口増加や貧困などの課題と国際機関が果たしている役割について話がありました。また、世界銀行は融資だけではなく、技術協力や政策の助言など、さまざまな方法で途上国の開発を支援していることが示されました。
続いて、世界銀行での働き方が紹介されました。日本の企業とは異なり、職員は、異動・退職に伴って各部署で発生する空席に自ら応募し、自分の専門性を活かせる仕事を主体的に選択するということです。また、多様なバックグラウンドをもつ職員が働いており、自分の専門分野をもちながら互いに協力するという組織の特徴の紹介がありました。
職員のキャリアに関する説明もありました。大学院や実務の経験を経て世界銀行で働き始める人が一般的ですが、そこに至る経歴は多種多様で、具体的にさまざまな経歴の人の紹介がありました。また、世界銀行を目指すうえでは、学部卒業後おおむね10年の間に途上国での経験や英語力を身につける重要性が説明されましたが、それとは別に、自分の専門はこれだと言い切れる専門性を持つことの大切さが指摘されました。
学生からは、今まで世界規模の働き方など考えたことがなかったという感想があり、英語を学ぶことで広がるキャリアの可能性を感じたようです。今後とも自身の能力を高めていく意義を考える機会になったものと思われます。
【記事提供:野坂 博南 教授】
![]()
![]()
![]()
![]()