
岡本全勝客員教授による講演会を開催しました
6月2日(月)に、元復興庁事務次官で、現在(財)市町村アカデミー学長の岡本全勝客員教授の講演会を開催しました。
復興庁は、2011年の東日本大震災をきっかけに創設されました。岡本氏は、大震災の直後から現地入りし、緊急の対応に当たってこられました。講演では、当時の写真を交えて、現場に直面した人にしかわからない貴重なお話しをされました。学生たちは震災当時小学生低学年や幼稚園で、今は記憶も薄れていますが、改めて震災、津波、原発事故の恐ろしさを実感していました。
被災後、インフラ復旧だけでは、街での暮らしは成り立たないことや企業や非営利団体、コミュニティの役割も重要であり、従来の「公私二元論」ではなくNPOなどの活動を含めた官共業三元論」が必要と説かれます。
講演では、これから社会人となっていく学生たちに向けた心構えとともにエールを送っていただきました。
岡本全勝客員教授のホームページ https://zenshow.net/
【記事提供:林 宏昭 教授】