
GoLDプログラム(台湾)の参加学生が玄奘大学を訪問しました
2024年度GoLDプログラム(台湾)参加者16名は、12月11日(水)に玄奘大学の学生・大庄小の児童と現地で交流しました。
本プログラム担当の北川亘太准教授からのプログラムの様子が届きましたので、写真とともにお伝えします。
午前中は台北から新竹に移動し、玄奘大学を訪問しました。2回のオンライン交流で知り合った玄奘大学の学生たちと初めて対面しました。4人の学生代表と引率者は関西大学経済学部の代表として、簡紹琦校長から歓迎を受けました。
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学食で美味しいビーフンを食べたあと、そのまま市バスで近くの大庄小学校(以下、大庄小)を訪問しました。
大庄小では、校長の許先生の歓迎の挨拶を頂戴したあと、関大生から小学生に向けて、大阪を紹介するプレゼンテーションを行いました。これまでの事前学習や数日間の現地学習で百戦錬磨になってきたのか、大阪の魅力がよく伝わる発表でした。
次に、小学生・玄奘大学生・関大生混合のグループに分かれ、自己紹介をしました。早速、心の壁なく大学生にくっつく子、写真や動画を見せる子、大好きな文房具や本を見せる子がいたのが印象的でした。(たくさんの小学生にまとわりつかれる関大生がいました、すごい。)
最後に、小学生から、となりのトトロの主題歌と童謡「こぎつね」を日本語で披露してもらいました。関大生が来るのを楽しみにして、練習を重ねてきたようです。生き生きした歌と踊りに関大生から、手拍子、そして、大きな拍手が起こりました。
関大生が感想を求められ、彼は、私が感心するような素敵な返答をしたあと、さらに、「僕もしっかり歌いたいと思いました」という(彼自身でも自分が何を言いたいのか分からない)謎の一言を付け加えてしまいました。異常な拍手が巻き起こりました。逃げ場のなくなった彼は、もう一人の関大生と共に、即興で崖の上のポニョの主題歌のサビを歌いました。
小学生たちは沸いていました。校長先生からは、「彼らには無限の魅力を感じました」と賛辞を頂戴しました。玄奘大学の池田先生は、「東京の学生だと、歌ってくれないだろうな、さすが!」と、大笑いしながら感心していました。
みなさんの交流の力、毎日、目に見えるほど伸びており、私も楽しませてもらっています。今回は、台湾の小学生の歓迎に、大学生として(年長者として)応えたい、という姿勢が強く出ていました。大学生同士の交流も素敵ですが、年齢や立場の違う人たちとの交流も、別の能力が開花するという点で、素晴らしい経験になるようです。
小学校での交流後、学生たちは、玄奘大学学生と関大生の混合の班に分かれて、自分たちだけで新竹市街に散策に向かっていきました。
【記事・写真提供:経済学部 北川亘太准教授】