神江 沙蘭 ゼミ

  • 国際経済コース
  • 国際経済専修

このゼミで学べること

このゼミでは、今世の中で起こっていることをどうみるか、どのような解決方法があるのか、政治学や経済学や法律学という学問ごとの狭い枠組みを超えて、学際的に研究し議論することを目的にします。
国際情勢や日本の政治経済の現状を理解し、今世界がどのような方向に向かっているのか、論文等を読んで議論するだけでなく、新聞記事や統計データ等を収集し、報告しあって、ディスカッション力、プレゼンテーション力を高めます。履修人数が多い年度も少ない年度も、グループワークを大切に、相互にコミュニケーションを図りながらリサーチを進めていく姿勢を育てています。

ゼミ活動で大切にしていること

このゼミでは、自主性に基づいてテーマ選びや資料収集、報告や執筆を行い、そしてフィードバックや意見交換を受けて軌道修正するという双方向性を大切にします。テーマ選びや資料収集、論文執筆のコツ等について事前に学習しますが、それをどう活用するかはまずは学生本人のやる気と力量が試されます。そしてゼミでのグループワークやプレゼンテーション、ディスカッションを通じて、思考力と見識める過程を肌で実感できます。定期的な懇親会だけでなく、ゼミ生同士のイニシアティブによってゼミ大会への参加、ゼミ合宿等も実施します(これまで飛鳥文化研究所や高岳館でゼミ合宿を実施)。その時々の学習内容に応じてフィールド・リサーチの機会等も検討します。

ゼミ生の研究紹介

ゼミ研究の成果として、四回生では卒業論文の執筆に取り組み、卒業論文集を毎年度作成してきました(第1~8巻)。卒業論文やプレゼンテーションのテーマはゼミでの学習に基づいて、比較的自由に選べます。これまでのゼミ生の取り組み例として、以下のようなものがあります。

<卒業研究の例(2023年度)>
・貯蓄好きな日本人~今後の資産形成の在り方とは~
・シェアリングエコノミーの経済的効果と課題
・大阪堂島米市場~江戸幕府と世界初の組織的先物取引市場~
・インドの事例から現代の保護的な政策について考える
・サプライチェーンリスクに対する企業戦略とCSRの重要性
・ファッション産業の環境問題、等。

<ゼミ大会出場テーマの例(2015~2017年度)>
・グローバルインバランスと世界金融危機の関連性
・資本市場からみたユーロ危機
・シンガポール・マレーシアにおける二国間通貨協力の機運、等。

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