岡田 啓介 ゼミ

  • 国際経済コース
  • 国際経済専修

ゼミ活動で大切にしていること

「実践する力」と「協働する力」を養うことがゼミの目標です。教員が一方的に教えるのではなく、これまでの授業で学んだ知識や技能を生かして学生が主体的に学修してほしいと考えています。そこで3年次にはグループで学内外の研究発表大会に出場しています。研究テーマの選定から始まり、データの収集・分析、結果の発表までを学生がお互いに協力しながら行うことで、「実践する力」と「協働する力」を身に付けていきます。

ゼミの内容について

ゼミではデータ分析を通じてさまざまな経済現象を読み解くことを行います。経済学にもいろいろな切り口がありますが、データを通して問題を理解するというのが狙いです。現在、インターネットなどから統計データを容易に入手することができます。このようなデータを利用して、自分の考えを検証したり新しい問題を発見したりすることを目指しています。

取り組む研究テーマについては学生の希望を優先しますが、国際経済コースということで国際経済学・開発経済学・政治経済学に関するテーマが多くなっています。例えば、過去には次のようなテーマがありました。

  • 経済格差が経済成長に及ぼす影響
  • COVID-19と民主主義
  • 世界遺産と日本人観光客
  • 民族的多様性と紛争
  • 中東圏における宗教と汚職
  • キャッシュレス化が経済発展に及ぼす影響

ゼミ活動の進め方

3年次には、統計ソフト(Excel、gretl、Rなど)を実際に動かしながらデータ分析の方法を学びます。また、データ分析の学習と並行して、学内外の研究発表大会に向けてグループで準備を進めていきます。学内ゼミナール大会には毎年出場していますが、日本学生経済ゼミナール大会・WEST論文研究発表会など学外の大会に出場したこともあります。他大学の学生と接することも良い刺激になっているようです。大会終了後は、論文・レポートを執筆し、関西大学経済学会が主催している学生懸賞論文に応募しています。4年次には卒業論文に取り組みますが、単著と共著の両方を認めています。

ゼミ生の声

皆さん、こんにちは。岡田ゼミの金廣侑樹です。
岡田ゼミの一番の特徴は自由であることです。先生が決めた枠は「何かしらデータ分析を行う」の一つだけで、それ以外は学生がそれぞれ考えて活動を行っています。そのため、国際経済専修にもかかわらず国内のことを研究テーマにする人もいますし、3回生で出場する研究発表大会も自分たちで選べます。結果としてさまざまなタイプの学生が集まり、自分にはない考えや発想に多く触れられるので、非常に面白いゼミになっています。自由な環境で、自分のペースで、そして楽しんで頑張ってみてください。

岡田ゼミの高嶋晴香です。
2回生ではデータ分析の基礎を学び、3回生ではグループでプレゼン発表、4回生ではグループもしくは個人で卒論を書き上げます。2回生できちんとデータ分析について学ぶので、3・4回生のデータ分析も問題なくこなすことができます。また、テーマは自由に選択することができるので、自分自身が興味のあることや好きなことで進めることが可能です。岡田先生は優しく、レスポンスもとても早いので、気軽に質問や相談をすることができます。興味があることをより追求し、無理のない範囲で、自由に楽しく学ぶことが出来るゼミなので、頑張ってください!!

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