小嶋 健太 ゼミ

  • 産業・企業経済コース
  • 産業・企業経済専修

ゼミの内容について

「組織内部の問題を経済学で斬る」という共通テーマで,グループに分かれて研究を行っています。組織内部で起こる問題を,組織に属する個人のせいにしないで,「個人を取り巻く組織内部の制度や仕組みをどのように設計すればよいか」という視点で考えます。

企業や政府の人事制度,組織のガバナンス,経営戦略など,組織に関わるさまざまな問題を理論的・実証的に分析します。分析対象は,ゼミ生の関心に沿って,グループごとに自由に設定します。特に,これまでほとんど注目されてこなかった新たなデータを発掘したり,企業に対して調査を行ったりすることによって,自分たちでデータを整備し,統計的な分析を実行することを推奨しています。必要に応じて,正規の授業時間以外に勉強会を開き,データ分析のスキルなどを習得します。

研究成果は,学内外で開催される研究発表大会や,他大学との合同ゼミで発表します。過去に学内ゼミ大会や西日本インカレ(日経BPマーケティング主催)で受賞歴があります。こうした発表の場で得られた評価やコメントを生かして研究をブラッシュアップし,最終的に卒業論文として完成させます。

ゼミ活動で大切にしていること

  • 機会は教員から与えられたとしても,選択はゼミ生の自由意思に任せることにしています。
  • どこにいてもオンラインでコミュニケーションが取れるこの時代に,わざわざ大学の教室にゼミ生が集まることの意義を,教員もゼミ生自身も考えるようにしています。

所属ゼミ生の声

  • 先生の担当する講義科目において,経済学の魅力をおもしろく明快に伝えてくれたことが,ゼミに入る決め手となりました。ゼミを通じて,社会における人間の行動について理解を深めることができたと思います。
  • ゼミ生が興味のあることであれば何でも取り組むことができ,先生もその取り組みを(専門外でも)積極的にサポートしてくれます。
  • グループによって学んでいる分野が異なるので,他のグループの発表を聞いて興味の幅が広がりました。
  • ゼミの中でプレゼンをする機会が多いので,自分のプレゼンの能力が上がったと思います。どうすれば自分の考えが伝わりやすくなるかを考えるようになり,就活の面接でも役に立ちました。
  • ExcelやRを使ってデータ分析を行うスキルがイチから身につきました。

ゼミ紹介 一覧に戻る

page
top