土居 潤子 ゼミ

  • 国際経済コース
  • 経済理論専修

ゼミの内容について

「景気は良くなる?」「将来、年金は貰える?」「外国の経済成長率が高いのはなぜ?」・・・こんな疑問を持ったことはありませんか?自分達の将来を経済成長という観点から考えていくことがこの演習の大きなテーマです。このため、世の中の問題を「発見」し、「調べ」、経済学の考え方を用いてそれを「理解」し、解決策を「考え」、「わかりやすく説明」し、相手の考えや意見を踏まえて、さらに理解を深め、考えを修正・発展させていく能力を身に着けることが目標です。それらを実践する場として、研究発表大会・ディベート大会(他大学含む)・2-4回生合同のゼミ合宿など企画し参加しています。

各大会に参加するための班のテーマや、卒業論文のテーマは各自で設定します。例えば、地域の住みやすさを、図書館や病院などの施設数との関係から検討したり、少子化の要因を都道府県別に検討したり、アベノミクスの効果、プロ野球の経済効果などを検討するなど、学生さんたちは、毎回興味深いテーマを見つけてきます。また、近年のディベートテーマとしては「9月入学の是非」「カジノ導入の是非」「年功序列型賃金の是非」などがありました。
ゼミで活動するうち、自分で勉強するだけでなく、ゼミ内外の仲間達との議論を通じて一人一人が考え、知識を深め、自分なりの意見を持てるようになることと思います。

ゼミ活動で大切にしていること

ゼミは皆さん自身が作って行くものです。受身ではなく、常に自ら求め、調べ、考え、報告するという姿勢が求められます。ゼミで勉強できることは、知識の習得だけではありません。様々な企画を立案し実行することもゼミでしかできない勉強でしょう。皆さんの先輩達は、教室での勉強以外にも、班でのレポート作成、合宿、学祭への出店、上/下級生・他大学の学生との交流など、様々なことに取り組んできました。その中で、自分は何が得意かを知り、今何をすべきかを感じ取って実行することで、成長することができると思います。私のゼミでは、楽しみながらこうした活動に参加し、お互い成長して行こうという気持ちを大切にしています。どんなことでも「やってみよう」と思うその気持ちがあれば、ゼミ活動を十分楽しめると思います。

ゼミ活動の具体的な進め方

土居ゼミでは、3回生の時に、次の行事を行っています。

  • 春学期:研究発表大会(他大学との合同ゼミ)
  • 秋学期:全国大会、学内大会、2-4回生合同ゼミ合宿、ディベート大会(他大学との合同ゼミ)

こうした行事に参加するために、毎回のゼミでは、分析手法を身に着けるための勉強、班での発表準備、発表(研究発表、グループディスカッション、1分間スピーチなど)などを行っています。忙しいと思いますが、その中で、他の活動との両立を工夫することで、自分なりの時間管理や生きる技術を学ぶことができると思います。

4回生では、これまでの力を結集して卒業論文を完成させます。その中で、分析手法を自分のものとし、文章の書き方を習得することができます。また、4回生は、ゼミ活動の総まとめとして、後輩指導にも協力してもらっています。最後のゼミ合宿で行われるディベートは、自分の大学生活を振り返りながら、また、2回生を指導しながら行われ、久々の班活動ということもあり、3回生以上に4回生が盛り上がっています。

ゼミ紹介 一覧に戻る

page
top