校外学習を実施しました(4年生)

10月24日、4年生の校外学習を実施しました。

まずは大阪城天守閣を見学しました。

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安土桃山時代に豊臣秀吉が築城した大阪城は、秀吉の勢いを感じる豪華で力強い造りが特徴的なお城でした。今は再建された天守閣ですが、巨石や大きな堀など城全体の規範の広さから、当時の様子を垣間見ることができました。

次に向かった大阪府警察本部では、警察本部広報コーナーや通信指令室、交通管制センターを見学し、府民の安全を守る大阪府警の活動を教えていただきました。

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昼食後は大阪歴史博物館を見学しました。

大阪の歩みが古代フロア(難波宮時代)、中世近世フロア(大坂本願寺、天下の台所時代)近代現代フロア(大正末期〜昭和初期)などに分かれていて、ジオラマやパネルなどの展示があり、その時代にタイムスリップしたような空間でした。各グループでメモをしたり、iPadを使って気になったところの写真を撮ったりして、大阪の歴史を学びました。

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今回の校外学習では、実際に見て学びを深めるという時間を過ごしました。

警察署には大人でもなかなか行く機会はありません。ましてや府警本部ですから、めったにできない経験でした。

そして、歴史博物館や大阪城では、昔の様子を学びました。当時の様子を再現した模型や発掘された出土品、絵画、甲冑など、受け継がれてきたものなどを実際に見て学びを深めました。

関心をさらに高める子どもたちは、きっと当時の様子をもっともっと頭の中で想像するのだと思います。

あの大きな石をどうやってお城まで運んできたのだろうか。本当にこの地で刀と刀を合わせた戦があったのだろうか。また、この時代に生きていたとすれば、自分はどうしていただろうかなどと、さまざまな方面に広げて思いを馳せます。

教育は知識を伝えると同時に、それを基盤として、何かを感じる心を育てることも大切だと思っています。今後の授業では、そういった子どもたち自身の中に自然と湧いてきた疑問についても調べを進めていきたいと考えています。