学科概要
新幹線や飛行機、宇宙ロケットからパソコンや家電製品、人工臓器など、多種多様な機械装置については物質的機能、エネルギー的機能、情報処理的機能の存在が必要であり、本学科ではこの3つの機能それぞれの基本原理の理解と応用技術の習得をめざします。そこで、機械製作に必要な材料や力学特性、エネルギー変換の原理と技術、運動や振動現象などについて理解するとともに、機械を構成する要素や機構の設計、組み立て方法、更に情報・計測・制御の基礎理論についても学習。多くの実験・実習を配し、自ら考え解決する力を養います。
学びのキーワード
社会に役立つ「しくみ」を創出しよう。
機械工学は社会に役立つ「しくみ」を実化する学問です。
機械は単なる物ではありません。小さな部品であろうと、大きなシステムであろうと、機械は「しくみ(機能)」を持っています。このしくみは、機械に与えられた役割を実現するための構造や機構のことを意味しています。
機械工学の技術者には、しくみを発想し、素材となる材料を選び、実現可能な構造や機構を設計し、加工により実体とし、制御によって動作させ、機能として実化する能力が必要です。本学科では、機械を作り、それを使用するときに必要な基本事項を技術的な原理から応用までしっかりと学ぶとともに、機械・電気・情報などの知識を融合させシステム化するスキルの修得をめざします。
2026年度からは新たに2つのコースを設置しました。1、2年次に機械工学を初歩レベルからじっくりと学んで基礎を固めた後、3年次から、社会基盤をなす機械工学の継続的発展のためのコア科目を学ぶ「機械サイエンスコース」と、情報・知能技術やロボティクスなどのフロンティア領域科目を学ぶ「機械フロンティアコース」が選択できるようになります。特色あるコースを通じて、多様な人材が求められる新時代のなかで、各自の興味と適性に応じた活躍ができるエンジニアを育成しています。
卒業後は、機械系のみならず電気系、情報系、医療系などのさまざまな業種で研究・開発を行うエンジニアになることが期待されます。
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磁気ヘッド表面に形成したカーボンナノチューブ
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中性子線を用いた熱流動現象の定量評価
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音や波、振動を発生する研究対象
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知覚色情報による色認識可能なロボット
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操作意図を検出するステアリングシステム
研究室の窓

理工学研究科 システム理工学専攻
機械工学分野
博士課程前期課程 2年次生
中田 凌
原理を理解し、応用できる技術力と問題解決能力を培う。
家電製品から自動車や飛行機さらには宇宙ロケットまで、多種多様な機械装置を製作する場合、最も活躍できる人材は機械工学を専門とする技術者です。本学科では、エネルギー変換や振動現象などの理論、材料の特性、ねじや歯車などの知識、自動車やロボットの仕組み、IoTなどの情報処理技術の修得など、機械作製に必要な理論や専門知識の習得をめざします。特に実験・実習を重視し、自ら考えて問題を発見し解決する力を養います。
Q. 研究で取り組んでいることを教えてください。
私は金属材料の疲労特性について実験をベースにした研究をしています。負荷を繰り返し受ける機械部品の破壊原因は金属疲労によるものが多いです。私は金属材料の疲労寿命の特定や疲労試験で生じたミクロな損傷(き裂)を顕微鏡で観察することにより、疲労メカニズムの解明に取り組んでいます。
Q. 研究の展望を教えてください。
機械にはさまざまな材料が使われているため、疲労破壊のメカニズムにも不明な点が多くあります。研究で扱う材料は特殊なものも多く、試験の準備やその後の解析でもさまざまな課題に直面します。今まで学んだ機械工学の知識を幅広く生かして課題解決に取り組むことで、エンジニアとしての素養が身に付きました。
予想される将来のフィールド
- 自動車・航空関連企業、精密機械製造企業
- 医療機器企業、産業機械関連企業
- 電気・電子関連企業、総合電機メーカー
- 計測制御機器関連企業、情報通信関連企業
- 運輸機械関連企業、システムエンジニア
- 大学院進学、大学研究者
取得できる資格
所定単位を修得すると資格を取得できるもの
- 中学校教諭一種免許状〔数学・理科〕
- 高等学校教諭一種免許状〔数学・理科・工業〕
- 司書
- 司書教諭
- 学芸員
卒業時に受験資格が得られるもの
- 甲種消防設備士
所定単位を修得すると在学時から受験資格が得られるもの
- 甲種危険物取扱者
カリキュラム
1年次
必修科目
- 第1選択外国語I・II
- 第2選択外国語I・II
- 数学を学ぶ(微分積分I)
- 数学を学ぶ(微分積分II)
- 数学を学ぶ(線形代数I)
- 数学を学ぶ(線形代数II)
- 物理を学ぶ(力学I)
- 物理を学ぶ(力学II)
- 基礎数学演習
- 機械工学入門
- 機械物理学実験
- 基礎プログラミングI
選択必修科目
- 数学演習
- 力学演習
- 確率・統計
- 電気工学
選択科目
- 共通教養科目(『大学案内(インフォメーション)』参照)
- 化学を学ぶ(基礎化学)
- 基礎からの情報処理
- 機械工学の実際
- 数値解法入門
- 科学技術と法
- 基礎幾何学
- 海外体験研修
- Foundations of Engineering Science
2年次
必修科目
- 第1選択外国語III・IV
- 基礎プログラミングII
- 機械工学特別講義
- 材料力学I
- 機械力学I
- 熱力学I
- 流体力学I
- 機械工学基礎実験
- 機械基礎製図
選択必修科目
- 数学解析
- ベクトル解析
- 材料力学II
- 機械力学II
- 熱力学II
- 流体力学II
- 機械材料
- 制御工学I
- 機械要素I
- 制御工学II
- 計測工学
- 機械製作法
- メカトロニクス
選択科目
- 図学
- 電磁気学
- 応用プログラミング
- 幾何学概論I
- 幾何学概論II
- 基礎統計学
- 海外体験研修
3年次
必修科目
- 機械製図
- 工作実習
- 設計製図
[機械サイエンスコース]
- 機械サイエンス実験
[機械フロンティアコース]
- 機械フロンティア実験
選択必修科目
- 応用数学
[機械サイエンスコース]
- 機械加工学
- 機械要素II
- 伝熱工学
- 空気力学
[機械フロンティアコース]
- 機械データサイエンス
- ロボティクス
- 応用計測
- 人間工学
選択科目
- 早期特別研究
- トライボロジー
- センサ工学
- バイオメカニクス
- ヒューマンインタフェース
- 生体計測
- マイクロマシン
- モデルベース開発入門
- 電子工学
- 量子力学入門
- 安全工学
- CAD演習
- 計算機シミュレーション
- 固体力学
- 材料の強度評価
- 生産システム工学
- 音響工学
- エネルギー変換論
- 物性論
- 知能機械システム
- 画像解析
- ナノバイオ化学入門
- 生体システム論
- 知的財産権法
- 技術者倫理
- 統計学I
- 統計学II
[機械サイエンスコース]
- 連続体力学入門
- ロボティクス
- 応用計測
- 超精密加工学
- 人間工学
- 航空宇宙工学
[機械フロンティアコース]
- 機械加工学
- 機械要素II
- 伝熱工学
- 空気力学
- コンピュータグラフィックス
- パターン認識
4年次
必修科目
- 特別研究I
- 特別研究II
選択科目
- 量子情報の数学
- トライボロジー
- センサ工学
- バイオメカニクス
- ヒューマンインタフェース
- 生体計測
- マイクロマシン
- モデルベース開発入門
- 電子工学
- 量子力学入門
- 安全工学
- CAD演習
- 計算機シミュレーション
- 固体力学
- 材料の強度評価
- 生産システム工学
- 音響工学
- エネルギー変換論
- 物性論
- 知能機械システム
- 画像解析
- ナノバイオ化学入門
- 生体システム論
- 知的財産権法
- 技術者倫理
- 統計学I
- 統計学II
[機械サイエンスコース]
- 連続体力学入門
- ロボティクス
- 応用計測
- 超精密加工学
- 人間工学
- 航空宇宙工学
[機械フロンティアコース]
- 機械加工学
- 機械要素II
- 伝熱工学
- 空気力学
- コンピュータグラフィックス
- パターン認識
※カリキュラムは入学年度により異なります。詳細はKAN-CAN!をご確認ください。