連携協定一覧
Partnership

2012年07月10日

岩手県大槌町と連携協定を締結

関西大学と岩手県大槌町は、連携協力に関する協定を締結することで合意に達し、平成24年7月10日に協定書の調印式を行いました。
この連携協定は、大槌町の人的資源を育成し、新産業を創生するとともに、雇用創出プロジェクトを推進することを目的に締結されるものです。
具体的には、スマートフォンのアプリケーションプログラマー育成と起業支援を主な事業内容とし、(1)IT関連技術者の人材育成教育、(2)地域人財によるIT企業の起業支援、(3)ニアショア開発の地としての大槌ブランド形成支援の3つの段階で構成される「岩手県大槌町におけるIT教育、および新規雇用創造による自律的復興支援プロジェクト」を展開する予定です。この連携事業が成功したあかつきには、基本モデルとなる成功事例として、他地域での展開も視野に入れています。

調印式で大槌町の碇川豊町長は「若者の流出は町の大きな課題。人材育成、起業支援という具体的な取り組みは大変ありがたく、心から期待している」と述べ、楠見晴重学長も「教育・研究機関として、人材育成という形で復興を最大限支援したい」と、この連携に対する強い意気込みが感じられました。

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協定書に調印した碇川豊町長(写真左)と楠見晴重学長(写真右)