Special Program特別なプログラム

研究対象言語にかかわらず、研究科で学んだ専門の知識と
スキルをキャリア形成に活かせる

日本語教育専門家養成講座

どんな講座か

指定された科目の中から必修科目を含む26単位分を履修します。理論的な科目、実践的な科目、教育の現場での実習を含む科目など、さまざまな科目があります。なお、対面での実習を含む授業を履修する必要があるため、リモート履修制度を利用しての講座修了はできません。

修了したら何が得られるか

文科省のガイドラインに沿った「日本語教員養成講座」として認定し、研究科が修了証を発行します。ただし、修了には当研究科で修士号を取得することが条件です。

履修する授業が多くなるか

すべて外国語教育学研究科の修了要件単位になる授業ばかりです。自身の専門の学業に必要な授業を履修しながら無理なく修了できます。

こんな人に特にお勧めします

  • 日本語教育学を専攻し、日本語教育のプロフェッショナルとして活躍したい人
  • 英語教育学やその他の言語の教育学を専攻しつつ、自身の将来のキャリアの選択肢を増やすために、日本語教育の専門家としての知識やスキルをも身につけたい意欲的な人

英国アストン大学大学院TESOL ダブル・ディグリー・プログラム

アストン大学

― 2年で2つの修士号 ―

博士課程前期課程2年間のうち、1年間をイギリスのアストン大学(Graduate School of Languages and Social Sciences)に留学し、関西大学(外国語教育学)とアストン大学(TESOL: Teaching English to Speakers of Other Languages)の2つの修士号を取得できるプログラムです。具体的には、1年次春学期を関西大学、1年次秋学期と2年次春学期をアストン大学、2年次秋学期を関西大学で学び、両大学の教員の指導のもとで完成させた一つの修士論文を両大学で審査して修了をします。

  • 1年次春学期関西大学
    研究分野に関する基礎知識、研究法の学習をベースに、アストン大学留学に向けてプレデパチャー指導を行います。
  • 1年次秋学期〜2年次春学期アストン大学
    アストン大学指定の科目(方法論、英語教育実践など)を履修し、修士論文を作成、提出します。
  • 2年次秋学期関西大学
    修士論文の研究内容を基に外国語教育の実践演習を行います。また本研究科の専門科目を履修し、専門領域を深化させます。

アストンDDプログラムへの志願者は、本枠指定の入学試験によって選抜がおこなわれます。出願資格等については、外国語教育学研究科の募集要項 にてご確認ください。なお、本プログラムでは、リモート履修制度を利用した修了はできません。

米国エモリー大学日本語教育ティーチングフェロー有給・プログラム

エモリー大学

― 日本語教師としての経験を積みながら勉学もできる ―

本研究科の博士課程前期課程修了生・博士課程後期課程在校生をアメリカ南部のジョージア州アトランタにあるエモリー大学へEmory Teaching Fellowとして毎年最大2名派遣しています。現地では、日本語教育専門の教授の指導の下、初修日本語教育に従事しながら(年棒US$30,000)、エモリー大学で開講している大学院科目(応用言語学、言語教育学、異文化間コミュニケーション関係)を教育業務に差し障りのない範囲で自由に履修することが可能です。

台湾 淡江大学日本語教育実習プログラム

淡江大学

本研究科で開講されている「日本語教育専門家養成講座」の集大成として、台湾の淡江大学で日本語教育実習を行うプログラムです。海外における日本語教育現場を経験することと、海外における日本語教育事情を知ることを目的に、1週間の集中実習を行います。具体的には、日本語を外国語として学んでいる大学生に対して直接日本語を教える「教壇実習」のほかに、「授業観察」「現地学生との交流活動」などを行います。

集中講義

M外国語授業実践論2

コミュニケーション能力を育成するための効果的な英語教育を実践するために、授業内外でどのようなことができるのかを、第二言語習得研究、英語教育に関する先行研究、授業ビデオ、指導案、優れた実践、学習者の立場など多角的な視点から学びます。

M基礎研究法4

言語研究の基本的な方法を学ぶ科目です。研究計画の立案、データの収集・分析、議論の組み立ての方法や、それぞれの段階で問題になることなどを学びます。

※集中講義は年度により不開講の科目があります

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