オンライン公開セミナー「授業での『STEAMライブラリー』活用セミナー〜STEAM化ごんぎつねを例に〜」を実施しました

11月21日(月)、オンライン公開セミナー「授業での『STEAMライブラリー』活用セミナー〜STEAM化ごんぎつねを例に〜」を実施しました。

関西大学初等部では、令和4年度「未来の教室」実証事業(テーマ B. 「STEAM ライブラリー活用事例創出」に関するテーマ)において、前年度の「STEAM化ごんぎつね」のコンテンツ制作事業者として、授業実践、指導案やカリキュラムなど、より学校教育において使用しやすいものへの実践の修正を行っています。

初等部(小学校)を中心とした授業実践からの活用事例のみならず、学校教員の皆様を中心に、「STEAM化ごんぎつね」を事例として、「STEAM化とは何か」「STEAMライブラリー」を日常の授業の中でいかに活用するかについてご紹介するとともに、学校教育におけるSTEAM教育のあり方やSTEAMライブラリーの活用について、議論を広げ、深めることを目的としています。


今回は本事業の一環の教員研修として、経済産業省、京都府教育委員会後援の下、学校教員の勤務時間にも配慮し、オンライン公開セミナーとして開催し、約60名の方にご参加いただきました。

まずはじめに長戸基校長より開会のご挨拶がありました。

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次に経済産業省商務・サービスグループ サービス政策課教育産業室の柴田仁志様に基調講演「『未来の教室』事業とSTEAMライブラリーの活用」を講演いただきました。

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続いて、本校研究主任の松本京子教諭とミューズ学習主任の堀力斗教諭、情報教育主任の東口貴彰教諭にて「『STEAM化ごんぎつね』から見る探究のプロセスと授業デザイン 実践と研究の紹介−思考スキル、探究、情報活用能力について」を題材とした座談会を実施しました。

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最後に佛教大学の古市文章教授と京都府宮津市立吉津小学校の井上裕介教諭を交えて、パネルディスカッションを行いました。

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セミナーの途中には、参加者からチャット機能にて積極的に質問が寄せられ、活発なディスカッションとなりました。

開催にご協力いただいた関係者の皆様、ご参加いただいた教育関係者の皆様、ありがとうございました。

関西大学初等部では、12月2日(金)にICT活用公開授業「Think×Act×Creation 2022」を、2023年2月4日(土)には「第12回研究発表会」を実施予定です。皆様のご参加をお待ちしております。