京扇子作りの体験授業を行いました(5年生)
12月3日、京都にある「大西常商店」から大西里枝さん、「大西京扇堂」から大西将太さんを講師としてお招きし、社会の授業の一環として5年生が伝統工業「京扇子」の出張授業を受講しました。
檜で作られた扇子や扇子作りに使われる鯨の髭の実物を見せていただきながら、京扇子の歴史や製造工程について、お話ししてくださいました。
また、時代の変化により、扇子の需要が減少しているなかで、扇子の技術や文化を未来に伝承していきたいという強い思いから、今の時代にあった商品として扇子の技術や素材を用いたルームフレグランスを開発されたというお話もしてくださり、子どもたちは時代の変化に合わせた柔軟な発想や創造力の大切さを学ぶことができました。
授業の後半では、京扇子作りを体験しました。子どもたちは細かな作業に苦戦しながらも、世界に誇る日本のものづくりの繊細さを体感することができました。