人権講演会を行いました

12月6日、表現者の河村武明さん(たけちゃん)を講師にお招きし、人権講演会を行いました。


ミュージシャンとして活動をされていた河村さんは、34歳の時、脳梗塞を患い、言語障害・右手痲痺・失語障害という重い後遺症が残りました。
大切な自分の才能を突然失い、最初は絶望感しかなかった河村さんは、できなくなったことや辛いことばかり考えていましたが、少しずつできることを数え、病気にも感謝しようと思い始めてから、人生が変わったとお話になりました。

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河村さんはとても明るい方で、会場に入って来られると同時に、みんなを引き込む力を持っておられました。
子どもたちは「たけちゃん」のお話に引き込まれ、一緒に手を振ったり、「おー!」と掛け声をかけたり、とても楽しく、大切な「感謝する気持ち」に気づかせてくれる講演会でした。

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『何があっても感謝、何もなくても感謝。』
『良いことも悪いことも、ブーメランのようにすべて自分に返ってくる。』
『幸せは探したり、見つけたりするものではない。気づくものだ。』
『今できていることのすべてに、「ありがとう」を言おう。』
など、前向きな言葉をたくさんいただき、とても貴重な時間となりました。

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講演会後、会場のアリーナでは、子どもたちの「ありがとう」が飛び交っていました。


教室に帰って、「たけちゃん」に心を込めてお礼のお手紙を書きました。

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これからも、言葉の力を信じ、言葉の使い方を考え、「感謝の気持ち」と「言葉」を大切にする子どもたちでいてほしいと思います。