ひだまり講座を実施しました
9月9日(金)、腰塚 勇人氏をお招きして、4年生から6年生と保護者を対象に、ひだまり講座を実施しました。
スキー事故による頚椎骨折・全身麻痺から、奇跡的な回復により4ヶ月で勤務先の中学校に復帰された腰塚氏に、事故の経験を元に気づいた「命の尊さ」や「生きることの素晴らしさ」についてお話を聞きました。
腰塚さんの講演を少し紹介します。
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ケガをして入院、リハビリをする中で一番感じたことは、自分の命が生かされて周りの人たちに支えられているということでした。
だからこそ、社会復帰するときには「自分の命の使い方」を真剣に考えました。
もし、このケガをしなかったら、僕は"自分の命の使い方"なんて考えなかったと思います。
実際、ケガをする前は考えていませんでした。
なぜなら、命があること、生きていることは、当たり前だったから。
でも、命があることも生きていることも当たり前ではないということに気づかされました。
そこで決めたこと。
それは、「自分と他人の命を傷つけない」ということ、そして、「命の喜ぶ生き方をする」ということでした。
それを具体的に行動に移すための自分との約束が、「五つの誓い」です。
1. 口は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう...
2. 耳は人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう...
3. 目は人のよいところを見つけるために使おう...
4. 手足は人を助けるために使おう...
5. 心は人の痛みがわかるために使おう...
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腰塚氏は、時には笑いも交えながら、「生きること」「生かされているということ」を真剣に伝えてくださいました。
お話を聞いた子どもたちからは、「いつも当たり前に使っている口、耳、目、手足、心には、大切な意味がこめられていると知りました。少しでも誰かのドリームメーカーになれるように、しっかり生活しようと思いました。」などの感想があり、改めて"いのち"について考える機会となりました。