お知らせ

初等部6年生の子どもたちが本を出版します!

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【キャッチコピー】

小学生の私たちがなぜ国際協力をするのか---関大初等部式思考力育成法 一つのそして大きな成果


【目次】

はじめに----ニランジャナスクールとの交流の誕生
◆私たちの活動----ブックプロジェクトの記録
第1章 私たちの友だちはインドに住んでいる〈ニランジャナスクールってどんな学校?〉
第2章 先輩たちの活動〈総合学習の枠を超えて〉
第3章 私たちの疑問──なぜ途上国?〈国際協力活動をする意味がわからない〉
第4章 メッセージカードが届いた! 〈ニランジャナの友だちから届いた手紙〉
第5章 友だちに返事を送ろう〈自分たちの日常を手紙に書いた〉
第6章 思いは伝わったのだろうか〈ブックプロジェクトの誕生〉
第7章 友だちから学んだこと〈ニランジャナの友だちの姿を見て〉
第8章 これからの私たち〈思いを伝えたい、継続する大切さを伝えたい〉
◆メッセージ----協力してくださった方々から
あとがき----私にとって「国際協力」とは、どのようなものか?


【出版のきっかけ~国際協力活動への疑問】

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きっかけは「総合的な学習の時間」という授業でした。実はこの活動は4年前、現在の中等部2年の子どもたちが初等部5年生だった時から継続しているものです。彼らは5−6年の2年間、フリーマーケットや教材づくり等を通してインド・ニランジャナスクールの子どもたちの学習環境改善に取り組んできました。
そして、それを引き継いだのが現在の6年生。ところが、
「なぜ、途上国なの?」
「支援? 応援? 協力?」
担任の先生に促されて始めた子どもたちは、活動への疑問を抱いたり、先輩たちの活動と比べてみたり、応援されても素直に喜べなかったり......。複雑な思いを抱きながらも一つひとつの疑問に正面から取り組むことで多くを学び、やがて「私たちの活動」として国際協力を捉えるまでになっていきます。そしていま、その思いをより多くの人々に伝え、国際交流、協力の輪を広げていきたいと、活動の軌跡を自らの手でまとめました。

(インドとのテレビ会議の様子)

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【出版までの活動】

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著者となる6年生の子どもたちは、本の原稿執筆に加え、タイトル・表紙デザインも自分たちで考えました。さらに、広報・販売宣伝等の活動も、すべて自分たちで企画して活動しています。
そこには、初等部で学んだ思考力育成法(ミューズ学習)の成果が随所に現れています。

(制作活動の様子)

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【ニランジャナスクール】

namasute06.JPG インドの最貧地区・ビハール州にあるブッタガヤのスジャータ村で、1998年に創立され、NPO法人ニランジャナセワサンガによって運営されるニランジャナ・パブリック・ウェルフェアスクール、通称「ニランジャナスクール」の子どもたちは厳しい環境下にあって、常に明るく一生懸命勉強に取り組んでいます。


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【いよいよ刊行します!】

本書の売り上げによる収益金は、ニランジャナスクールの学習環境改善のために使われます。目標は「卒業までに100万円!」

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ぜひ、この図書を読んでいただき、発展途上国に対して関心を持ってください。そして、国際協力の輪が広がることが私たちの願いです。


また、この初等部6年生の取り組みに関する記事は、平成28年2月1日発売のAERAにも掲載されています。


ナマステ! 会いたい友だちと----友情は国境を越える
【著者】関西大学初等部6年生
【価格】定価=本体1,500円+税
【判型】A5判変形(天地210mm×左右182mm)
【ページ数】128頁
【ISBN】978-4-904785-95-9
【発売日】2016年2月10日(水)(全国の書店でお買い求めいただけます。)
※2月6日、初等部の研究発表会会場にて先行販売もいたします。
お問合せはさくら社〈http://sakura-sha.jp〉