関西大学 人間健康学部

7月23日（土）に、小津映画にユーモアを学ぶ「第2回　活動弁士付！無声映画上映『大学は出たけれど』『落第はしたけれど』」を開催いたしました。

講　師　：関西大学人間健康学部教授　森下 伸也

活動弁士：片岡　一郎　氏

テーマ：『大学は出たけれど』『落第はしたけれど』

本講座では、「世界の巨匠」小津安二郎監督によるユーモアあふれる映画を、活動弁士の片岡一郎氏をお迎えして鑑賞し、私たちの身近なところにユーモアを見つけ出して生活を豊かにするわざを学びます。映画を鑑賞するとともに、ユーモア学を専門とする森下伸也関西大学人間健康学部教授が、映画に散りばめられた小津監督独特のユーモアの数々について解説・講義を行いました。

今回の講座では、初めて活動弁士付の無声映画を鑑賞された方が多く、大変好評をいただきました。不況による学生の就職難をユーモラスに描いた作品は現代にも通じる社会状況を扱っており、学生や参加者の皆さんも共感しながら大いに笑えるような、非常に有意義な時間となりました。