関西大学 人間健康学部

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□関西大学人間健康学部堺市民講座(第2回)「認知症になっても豊かな生活を」を開催しました。

  • ■日時

2月10日(火)に、関西大学人間健康学部堺市民講座(第2回)「認知症になっても豊かな生活を~認知症の人と踊るダンス~」を開催いたしました。

現在、高齢者の認知症とその予防について社会的な関心が高まっています。今回の堺市民講座では、高齢者の認知症や介護の現状を知るとともに、その予防法として注目されている高齢者と踊るダンスについて学びました。

まず、NPO法人介護支援の会松原ファミリー理事の佐瀨美惠子先生からは、認知症の症状と早期発見、認知症の人に対する具体的なケアの方法などが解説されました。

次に、日本全国をめぐりながら音楽活動を続ける音楽家の奥野勝利さんからは音楽の演奏と歌が披露され、実際に音楽と合わせながら身体を動かすことで楽しい気持ちになっていくことを体験することができました。

最後に、関西医科大学公衆衛生学講座講師の三宅眞理先生から高齢者の介護サービスに関する海外の取り組みとその一環として行われている高齢者と踊るダンスが紹介され、奥野さんの演奏に乗りながら受講者同士が大きな輪になってダンスを行いました。みんなで一緒にダンスを踊ることで私たちのさまざまな感覚や感情が刺激され、それが認知症の予防につながっていくことを知ることができました。

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